しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

しじみ家に家族が増えました。



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8月6日土曜日。

しじみ家に新しい家族が増えました。

 

 

「いとうののこ」と言います。

 

 

 

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 え?どーゆーことですか?

 

 

 

 

うん、

ののこね、「保護猫」じゃなくなったの。

「うちのこ」になったんダヨ。

 

 

 

悩みに悩んだ結果です。

起承転結。

思いの流れを

出来るだけまとめて簡単にご報告します。

 

 

【起】ののこの幸せはどこ?

 

テレビ・本・インターネット。

様々な媒体で目にする

○○○匹殺処分という「数字」に対し

目の前の、静かな猫は圧倒的な強さで

私達の心に迫りました。

こんなにも、あたたかで柔らかなのに。

 

処分する人間と救う人間がいる。

 

私達は、猫が好きですが

遊ぶのが好きで。

お出かけが好きで。

好奇心旺盛で。

どこにでもいる普通の感覚をもった

普通の人間として、今、出来る事をほんの少し。

ののこを預かり

里親探しの一翼を担うつもりでした。

ののこの、幸せを願って。

 

 

 

【承】ののこを、離したくない。

 

早々に、夫であるチーが「ののこをウチの子に」

と言い出してしまいました。

ただただ、静かで感情がないかのような猫。

ですが、ときおりのぞかせる「無邪気」。

ののこを知りたい。

ののこは、まだ全然自分を出していない。

それに、もう、

ののこにこれ以上の環境の変化は可哀想。

さらに引っ越しなどさせず、

このまま家にいたほうが幸せなんじゃないか?

憐憫の情も強かった、と思います。

 

 

対する、私は当初は反対でした。

もちろん、

ののこが可愛くなかったわけではありません。

けれど、

私達夫婦が願うべきは、しじみの幸せ。

そして、もちろん、ののこの幸せ。

中途半端な憐憫の情や

ただただ、かわいいから・・

感情に流された飼い方はしたくありません。

 

 

猫の預かりにおいて、願うべきは猫の幸せです。

新しい家族を探すよりも

「自分たちで飼っちゃう」ほうが、遥かに簡単。

何度も書いていますが「飼いはじめる」行為は

簡単なのです。他猫を全く求めていない、

しじみと暮らす私達と暮らして

ののこは幸せ??しじみは幸せ??

 

 

【転】でも、ののこと暮らしたい。

 

 

迷いました。

迷いに迷いました。

仔猫のミオマオ姉妹がいなくなって

徐々に変化する、ののこの行動。

ののこ、猫好きだったのね。

 

しじみとの攻防は、改めて書かなくても

日々日々同じような事を

この日記に書いています。

 

夫とは毎日毎日気持の確認をしました。

夫の気持ちは全く変わりません。

保護猫の募集時期を引き延ばすのは

得策ではありません。

猫がいたら、そりゃカワイイです。

好きにもなります。

でもそれは、単なる所有欲ではないか。

 

 

しじみの気持ちにどれだけ配慮できるか?

しじみのストレスは深刻?

この2匹との暮らしを考えるのは

私達夫婦の自己満足ではないか?

自問自答を毎日毎日繰り返し

揉めるしじののの、長い動画を撮って

しじみを私達夫婦に導いて下さった

上村さん、みいさん、アンちゃんにも

相談しました。

 

 

ぐるぐるぐるぐる考えて・・・

 

 

ののこが、いい。

ののこが、好きになってしまった。

猫嫌いのしじみ。

猫好きのののこ。

最高の組み合わせじゃ、ない。

でも、ののこと、暮らしたい。

 

 

 

【結】ののこは、うちのこにします。

 

 

ののこと、暮らそうと思う。嬉しい?

何度も話し合いを重ねた夫に言うと

サラリとひとこと。

 

「ううん、だってそうなると思ってた。

ののこがいなくなるなんて考えられない」。

 

そうだね。

私も募集募集と口では言いながら、

いまひとつ、ピンときていなかった。

ののこが、いなくなるという事に。

 

うちじゃなかったら、もっと・・・

猫好きの猫がいる家のほうが・・・

もう、

色々たられば、を考えるのはやめにしよう。

 

私達夫婦が、ののこの家族になりたい。

ののこは、うちのこ。

色々あっても、乗り越えていけるよね。

家族だもん。

 時間がかかるかもしれないけど

内心どきどきしながらも

ゆったりと、見守るよ。

 

 

8月6日正式に

ののこを保護して下さったあつこさんと

譲渡契約を交わしました。

 

 


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ありがとうございます。

あつこさんのおかげで、

私達はののこに出会う事ができました。

 

 

 

 

忙しい中、アンちゃん・みいさんも

立ち会ってくださいました。

 ののこを預かってくださっていた

鈴木さんも一緒です。

 

 
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 カメラを向けられたらピースの世代。

 

 

 

なお、あつこさんは、猫好きの、ののこは、

先住で若い男の子がいるお家なんか、

いいんじゃないかなー

なんて、想像していたそうです。

えっと。すみません。私もそう思います。

「よりによって・・・・ねぇ・・・?」

お互い口には出しませんが

あつこさんが「凶暴猫」扱いをする

ウチのプリティ猫しじみの事に

含みを持たせながら

保護主と里親が笑いあうという

不思議かつ微妙な縁組とあいなりました。

 

 

 

 

不動産屋さんに住み着き

自分の子供たちや他の猫と身を寄せ合って

暮らしていたというののこ。

猫と一緒の暮らしがののこにとって

落ち着く居場所。

1日1回のごはんは、まずは他の猫を優先し

自分は残り物を食べていたという、ののこ。

かろうじて、ごはんは貰っていたけれど

邪険にされる事も多かったという、ののこ。

保護当時はシャーシャー威嚇が

すごかった、というののこ。

 

 

 

あつこさん。

ののこをそんな世界から救っていただいて

ありがとうございます。

残念ながら、あつこさんがののこに望んだ

理想の家族とは言い難いですが、

でも、大切にします。

はじめから、ピタッとあった家族ではありませんが

いつか、ぴったりとはまれるように。

 

 

 

 

のんのーーん、

「いとうののこ」。

新しいお名前は気に入った?

本当のお名前だよ。

 

 

 

 

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なんだか、照れますね!

 

 

 

 

うふふ。

じゃあ

呼びますよーーーーー

「いとうののこさんっ!」

 

 

 

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し「ハァ!?なんの話よっ!?」

の「しじみさん・・・・・」

 

 

 

 

アハハハハー

 最後になりますが

あつこさん、お土産ありがとうございました!

食料は大変ありがたいです!

(なんと、

blogを読んで下さってフェリウェイまで!)

アンちゃんもお洒落お菓子をありがとうございます。

優雅なお茶timeをチーと過ごしてみようかな。

( *´艸`)

 

 

 

 

 


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