不器用なましろちゃんにやきもきしなくもない今日この頃。
愛らしく性格も良いましろちゃんですが、人馴れはばつぐんとはいいがたいです。とはいえ撫でられるのは場所を限定するものの大好き。気づけば我が家に来て4か月です。
しじみもののこもいわゆる家族を待つ猫としての保護猫期間は決して短くなかったので人馴れ修業は完了していました。しじみにいたっては生き抜く術でむしろ外猫時代はあまあまだったほど。
しじのの揃って表現の仕方は異なるものの、我が家に来てから心を開いてくれるまでに数か月を要したこと。さらに深く心を通じ合う関係性は現在進行形であること。
そう思うと、ましろの今の4か月は決して気難しいということもないのかなとも思います。どの子にもそれなりのその子なりのペースがありますよね。
しじみが我が家で繰り出した空気砲は何度だっけ?
あれってどんな気持ちで繰り出していたの?
知らないわ。しじみはそんなことしなかったと思うわ。
しじちゃんはすぐ怒るけどすぐ仲直りしてくれるよね。
しつれいね!しじみは怒りっぽくなんかないわ!
しーちゃん、お膝にのってくれるまで時間がかかったよね。お外でも保護猫時代もお膝にのっていたのに。
しじみにもきぶんってものがあるのよ!
しじちゃん、お外生活は大変だった?気ままだった?つらかった?楽しかった?その足は怪我なの?事故なの?生まれつきなの?
え!しじみはずっとここにいるよ。
あし・・・???なんのことかしら。
ねーねー、それよりそろそろおやつの時間じゃない?
しじみは過去は忘れたようです。
しじみの今はあまくやわらかくあたたかい世界にいます。
そしてそれはののこもおなじです。
TNR予定だったましろのお耳にはさくらの印があります。
ましろがその印を背負って外の世界にいなくて良かった。
寒い冬をこごえてすごさずにすんでよかった。
ましろの数年後、数か月後。今の過渡期は思えばあの頃の笑い話になるんだろうな。
横に寄り添うことはずっと大好きでしたが、濃厚に触れ合われるのは好まなかったののこは今、チーの腕の中にいます。
終わりや完成系はなく、よりふかくその先があります。
あの頃は想像もしていなかった、こころのやりとり。