しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

しじみ家的「ペット保険」考察。



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 ※2021年3月1日追記

結果、しじのの揃って「PS保険」に加入しました。しじみが甲状腺亢進症、慢性膵炎などになったこともあり、結果入っていて良かったです。また、文中に月々貯金としていますが実際はしませんでした。貯金があろうがなかろうが必要とあらば家計費の最優先項目で捻出するからです。

 

 

 ※2021年3月7日再追記|受け取りについてblogを更新しました。

 

hiraryo0201.hatenablog.com

 

 

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みなさま、ペット保険に入っていますか?

また、いっちょまえに呼びかけてみました。

 

 

 

 

 

本日の日記はやたらとながいのでまずはしじみちゃんの写真を「先だし」しておきます。(間にもはさみます)

 

 

 

 

日曜日の朝。得意の「おばけだぞ」

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むにゃ、おはよ・・・・

しじみ、お化けだ、じょ▪▪▪

 

 

 

 

 

 

 

 

しじみ家ではしじみと暮らし始めて数ヵ月「ペット保険」どれがいいのか色々散々悩んで見比べて発狂寸前になりチーに丸投げして選んでもらい、「PS保険」に加入しました。だって「ペット保険」は入った方が良い派、あんなの保険会社を儲からせる為だから無駄派、とわかれておりますが、ググっても互いの主張の根拠がなんだかよくわからなくって・・・・

 

 

 

 

 

ほんでもって、貯金っていったいいくらを目安にすればいいわけ???

 

 

 

 

 

しじみは保険に加入して約2年になります。ののこは「どちらがお得か」迷いのループにいてまだ未加入です。

 

 

 

 

でもって、そのループを断ち切ろうと自分なりに検証してみた次第です。ペット保険は1年更新ですしいわゆる人間の「健康保険」とは全く異なります。保険の対象内外の不確定要素を含みますし金融商品、と考えた方が良いのかな?

金融商品ならば徹底的に検証したいところです。

先ずは「2年間PS保険に加入した結果」をもとに下記仮説をたてて、計算してみました。なお、保険は1年更新ですが6歳からの10年スパンを切り取って計算しています。

保険料は、上がらない計算ですが改訂があったりアニコムは、あがる可能性もあります。

 

 

 

↓仮説を全て書いているととんでもなく細かくなるので多少、はしょっています。

なお、画像で貼りつけているので見づらいと思います。

一番最後の文章で貼りつけておりますのでもし興味がおありでしたら末文でご確認ください。

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仮説はあくまで「我が家の2年の結果」と「今後の我が家のため」のものです。

ですので加入するなら、のイメージが強いアニコムと実際加入しているPS保険で計算しました。 また、あくまで入る・入らないギリギリの想定がしたかったので保険支払いの可能性をかなりシビアによんでいます。

 

 

 

すっごく長くなったのでサクッと私なりの結論を書きます。

 

 

 

 

 

 

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うん、みんなたいくつしてるかもだよ?

 

 

 

 

 

 

「保険は保険屋を儲からせるので無意味」

これは、一既にそうとはいえないな、と感じました。備えとしては、検討しても良いと思いました。

ただし、

保険は「病気ならなんでも」払ってくれるわけではなく非常にうまく商品として成り立つ仕組みです。

 

 

私であれば、加入年齢ぎりぎりまでは未加入で、貯金として積み立てるかな。

というのも 貯金が良いか、保険が良いか。今回計算してみて、5分5分かな、というのが私なりの結論です。結局、使うか使わないか、また保険請求対象かどうか不確定要素が多いです。今現在、加入しているPS保険では窓口清算ではなく、申請をするわけですが同じ検査でも「伝えた方次第」で保険がおりる、おりないとわかれました。

これは、保険会社がいいかげんだ、という事ではなく例えば、先日私は脳神経外科にかかり症状を訴えると先生からの提案で「CT」をとった為、保険対象となりましたが、

これが「頭がいたくて気になるから」であれば、保険対象とはなりません。

これに似たような感覚だと思います。

アニコムであれば窓口清算なので、また話が違ってくると思いますがコストは高めになります。

 

 

 

なお、

5分5分かな、という自分なりの結論をうけてしじみは70%保障のPS保険に今後も継続加入。ののこは保険未加入で積立をしようと思います。

 

保険対象であってもなくでも保険に入っていてもいなくても、しじのの共に

同じように治療は絶対するわけですので特にきちんと積み立てはしていなかったのですがこれを期に彼女たち用に「猫貯金」を月々10,000円しようと思います。

(と、いいつつもしかしたらののこもPS保険に加入し、かつ2匹用に月々5,000円の積立、にするかもしれません。)

 

 

 

 

 

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しじみだけ保険ってことは

くろいこはいーんだ。

いいね、えこひいき。

 

 

 

 

 

 

ですから、違いますってば!

 

 

 

しじののは、「病院大好きィ!」ではありませんが通院を苦痛に感じるほどおびえたりするわけでもありませんので、余計にメリットがないと言い切れない部分があります。

 

 

 

病院に連れていくのを非常にストレスに感じ、たとえば通院が必要な病気でも、

悪化させるほどのストレスを感じる可能性があり、薬だけもらうほうが良い

猫さんの場合は、保険対象外ですので保険のメリットを享受しにくいです。

保険は金融商品であり、メリット・デメリットが当然あります。

病気は予測する事ができませんが、1年なりとも猫さんと暮らせば自分と猫の「通院に対するハードル」を想定できるかと思いますので大きな判断材料になるかと思います。

 

 

要は、保険に入った方が良い・悪いはよそ様の意見だけでは簡単に判断できない、という事ですね。私も計算してみて、ようやっと納得しました。

 

 

 

なお、

その根拠となった計算式も一応貼っております。

年間通院費平均50,000円の場合

年間通院費平均20,000円の場合

を想定してみました。

もし、迷っている方が参考のひとつにしていただけますとさいわいでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通院が苦にならない環境(人・猫共)で

比較こまめに通院をする可能性がありそうな場合の

 【70%保障プラン見比べ】

■年間の平均通院費想定50,000円。

(年2回の血液検査・多少の医療行為やワクチンなど)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが10%程度の場合。

 

★手術費用15万円の場合

★手術費用30万円の場合 

ともに、この条件で考えると、継続的な治療を想定に入れていないのでPS保険であれば、年17,449円/月1,454円の差額。そう考えると検討してもよさそう。もしくは、月々¥8.000を目標にすると10年間で960,000円。想定医療にさらに余裕をもった金額となる。

 

 

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■年間の平均通院費想定50,000円。

(年2回の血液検査・多少の医療行為やワクチンなど)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが20%程度の場合。

 

 

★手術費用15万円の場合

★手術費用30万円の場合

ともに、この条件で考えると、継続的な治療を想定に入れていないのでPS保険であれば、年12,449円/月1,037円の差額と考えると大いに検討の余地あり。もしくは、月々¥8,000を目標にすると10年間で960,000円。想定医療にさらに余裕をもった金額となる。

 

 

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通院が苦にならない環境(人・猫共)で

比較こまめに通院をする可能性がありそうな場合の

 【50%保障プラン見比べ】

■年間の平均通院費想定50,000円。

(年2回の血液検査・多少の医療行為やワクチンなど)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが7%程度の場合。

 

 

 

★手術費用15万円の場合

★手術費用30万円の場合

ともに、この条件で考えると、継続的な治療を想定に入れていないのでPS保険であれば、手術費用を15万円とした場合、年15,987円/月1,332円の差額。手術費用を30万円とした場合、年18,487円/月1.124円の差額。そう考えると検討の余地あり。もしくは、月々¥8.000を目標にすると10年間で960,000円。想定医療にさらに余裕をもった金額となる。

 

 


  

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通院が苦にならない環境(人・猫共)で比較こまめに通院をする可能性がありそうな場合の

 【50%保障プラン見比べ】

■年間の平均通院費50,000円想定。

(年2回の血液検査・多少の医療行為やワクチンなど)

■その内、保険対象となり保障されるのが14%程度の場合。

 

 

 

★手術費用を15万円とした場合、

PS保険は、年12,487円/月1,040円の差額。アニコムであれば、年19,456円/月1,621円の差額。

★手術費用を30万円とした場合、PS保険は、年9,987円年/月782円の差額。

アニコムであれば年16,956円/月1,413円に差額。

継続的な治療を考慮していない事を考えると、大いに検討の余地あり。

コストだけで考えるとPS保険が有利だが、

窓口請求など、使い勝手の良さで考えると、アニコムも検討して良い。

月々¥8,000を目標にすると10年間で960,000円。想定医療にさらに余裕をもった金額となる。

 

 

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こまめな通院を迷う、病院をストレスに感じる猫さん。

ワクチンなどの確実に必要な通院になんらか治療を受けるであろうという場合の

 【70%保障プラン見比べ】

■年間の平均通院費20,000円

(年1回のワクチン・多少の医療行為)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが10%程度の場合。

 

 10年間の総額で考えると、この想定上であれば、貯蓄をした方が良い。検討するとしてもPS保険。月々、5,000円の貯金であれば、10年間で600,000円。今回の想定の年20,000円平均の医療費+300,000円の手術費用もまかなえる計算になる。PS保険であればコスト的には、検討しても良い。

 

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■年間の平均通院費20,000円

(年1回のワクチン・多少の医療行為)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが10%程度の場合。

 

 

10年間の総額で考えると、この想定上であれば、貯蓄をした方が良い。検討するとしてもPS保険。月々、5,000円の貯金であれば、10年間で600,000円。今回の想定の年20,000円平均の医療費+300,000円の手術費用もまかなえる計算になる。PS保険であればコスト的には、検討しても良い。

 

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こまめな通院を迷う、病院をストレスに感じる猫さん。

ワクチンなどの確実に必要な通院になんらか治療を受けるであろうという場合の

 【50%保障プラン見比べ】

■年間の平均通院費20,000円

(年1回のワクチン・多少の医療行為)

■その内、「保険対象」となり保障されるのが10%程度の場合。

 

10年間の総額で考えると、この想定上であれば、貯蓄をした方が良い。検討するとしてもPS保険。月々、5,000円の貯金であれば、10年間で600.000円。今回の想定の年20,000円平均の医療費+300,000円の手術費用もまかなえる計算になる。PS保険であればコスト的には、検討しても良い。

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元気で、長生きしてね、

長生きしてね。約束だよ。

 

 

 

 

 

 
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しじみ、 そのつもりよ。

 

 

 

 

 

元気で長生きしてね、

長生きしてね。私のそばにいてね。

 

 

 

 


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 はいっ!ははうえ!

 

 

 

 

 

 

 

備えあれば憂いなし。

愛猫に医療行為が必要になった場合

最善の策がとれるよう「どう備えるか」の考え方の参考に少しでもなれば、さいわいです。

 

 

 

 

 

 

 

*一番上の画像の文面です。

【ペット保険検討:条件設定】

□1年更新のペット保険であるが、単年度だと

判断しづらい為10年間の通年で試算。

*6歳~15歳の10年を切り取って計算

*PS保険・アニコム共に、保険会社の

「年一括支払いの場合」の金額で計算。

□PS保険・アニコム共に50%保障・70%保障での保険加入を想定して試算。

*特約の加入はなし。

*今回の試算の目的は「医療費総額において」保険に入るべきか否かの検討にあるため、表には保障対象外の金額も含んでいる。そのため、実際の医療費総額のうち、保険対象となる項目から、保障契約率分を支給された場合の保障額を「実質保障率」とし、下記の条件で試算することとした。(条件については補足あり)

★70%保障の場合:実質保障率10%・20%

★50%保障の場合:実質保障率7%・14%

  • 補足①:上記の「実質保障率」とは、保険用語ではなく、今回の表においての呼称。 

保証対象となる金額から保険金が支払われた場合、その受取保険金額が医療費総額に対し、占める割合を指す。

  • 補足②:我が家ではPS保険の70%保障に加入し、2年連続で「実質保障率」の実績が20%であったため、「実質保障率」を20%と仮定し、さらに支払い率が下がった場合を考慮し10%の場合も試算することにした。50%保障については、それに準じ、7%・14%とした。
  • 補足③:通院において、「医療費総額」×「実質保障率」=PS保険の補償額 で計算。

アニコムの方が保障が高い為、PS保険に140%増し保障を想定し計算。

(実際は、アニコムの方がさらに支払い保証率が高いと思われる。)

  • 補足④:PS保険・アニコム共に支払い上限があるため、試算において上限を最優先とした。

 

□我が家での支払い実績にもとづき、年間治療費を50,000円として仮定。

*年2回の血液検査など保険支払い対象外も含んだ金額。また、検討の範囲を広げるため、年間治療費を20,000円と想定した場合の表も作成した。

  • 補足①:現時点で持病がなく「健康体」の猫と暮らしており、それで年間50,000円の治療費は「過干渉」の方に位置すると思われる。ただ、早期発見を重視したいのと猫の性格(病院に連れていっても精神的ダメージが少ない)・生活環境(車がある)共に、病院に連れていきやすいため、今後も継続的に50,000円を想定することとした。年間治療費をどう考えるかで大きく計算が違ってくる。

そのため、比較的平均的実態に近いのでは?と20,000円の場合も想定した。

  • 補足②:ここでの「通院」とは、はあくまで軽度の病気や怪我など確実に保険対象となるであろう治療を想定した。なんらかの「継続的な疾患」は支払い対象となれば確実に保険に入った方が良いという結果になるであろうし、見解に不確定要素が多いので今回は除外とした。
  • 補足③手術費に関しては、老齢になればなんらか必要になる可能性が高いと思われるため、

今回は10年の間に1回・150,000円の場合と300,000円の場合にて試算。

 

 

*検討をシビアにするため、より「最低限度しか保険を適用されなかった場合」に重きを置いた想定にしている。そのため、表の結果で一概に「損か得か」を判断できるわけではなく、あくまで判断材料のひとつでしかない。

 

 

 


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