昨年の暮れ。
悲しすぎる連絡を貰いました。
友人の愛猫が
とつぜんこの世を去ったそうです。
なんの前触れもなく。目の間で。
素晴らしく美しく愛らしい黒猫くん。8歳でした。
友人宅で、その姿、佇まいを見て
猫暮らしにより強い憧れをもちました。
そう。私はもともと黒猫がすき。
愛するジェムくんと突然すぎる
サヨナラを経験した友人が
つらい中私にくれたアドバイス。
大切にしたいので書き残したいと思います。
彼女も、私の猫暮らしの背中を押してくれた
ひとりです。
猫の一生は通常「飼い主」より短いです。
猫暮らしをするうえで覚悟します。
願うのは1日でもながく一緒にいたい。
猫には
「猫としての」天寿を全うして欲しい。
その子の運命などではなく。
暮らすほどに愛しく
暮らすほどに通じ合う、心。
人は歳をとればそれなりに
サビついてきたりもしますが
猫は不思議と愛らしさを増します。
歳を取ってなおかわいい愛猫を、見たい。
友人はかないませんでした。
心中を思うと私も苦しいです。
悲しいです。
「友人のおしえ」
＊行きつけの病院は、365日いつでも対応する、と
書いてあったので信じていたが、
夜中に電話するも繋がらず前もって聞いておけば
良かったと後悔している。
＊蘇生方法を検索したが
いざという時では遅い。
元気な時に蘇生方法を練習というか
調べておけば良かったと後悔している。
確かに、そうですね。
「いざというとき。」
行動を起こせるのは人間です。
友人の教え、大切にします。
さっそくググりましたが
人工呼吸・人口心肺蘇生方法。
半年に1度の血液検査を控えておりますので
先生にも相談してみようと思います。
それと
緊急時に対応していただけるかも。
猫のこととなると異常に気が動転する私。
調べていても、練習していても。
すみやかに行動にうつせなければ
無意味です。
彼女たちにとって頼りになる飼い主に
なりたいです。
つらい中、教えをありがとうございます。
心に刻みます。
ごくたまにしか会えていませんが
会うと必ず猫談義で盛り上がりました。
そんな友人に以前、
アンちゃん（703号室ハハさん）からの
「教え」を友人に披露していました。
アンちゃんは、
ブログでも何回か書いている通り
「多頭飼い推奨」です。
多頭と言っても２匹か3匹。
そんな彼女は、私のしじみへの
「入れ込み方」を見ていて
「りょうちゃんは2匹か3匹飼うべき。
ペットロスが重症化する人がいて
りょうちゃんは確実にそのタイプ。
しじみさんとだけだったら、何かあったら
そうそう立ち直れないよ。
それと猫にとっても刺激になるから
張りになって長生きするよ」
あ・実際はもう少し科学的証明的な内容や
「しじみの万一」についてよくもまぁという
くらいストレートな物言いだったり 笑
あれやこれやの話でしたが
かいつまんで友人に披露していました。
つらい中、友人がくれた連絡には
あの時聞いた「教え」は正しいとおもう、
という言葉も入っていました。
どんな心中で「正しい」と感じたのか。
胸に迫ります。
ちなみに、私はしじみの猫嫌いを考え
かつ、濃厚に触れ合って暮らしたいし
猫経験値も低いので２匹を背負うのは
厳しい。
でもなーーーーと拒否？していましたが
しじののと暮らし始め
たしかに２頭飼いの効果を実感しています。
え！？仲良くないじゃん？
総突っ込みをうけることは覚悟のうえです。
フフフ
うん、仲良くないし、くろいこ好きじゃない。
でもね、しじちゃん。
ののこを意識したりするのって
やっぱり脳の活性化にはなっていると思うよ。
それに、ののこは「敵」じゃないしね。
知ってる。かぞくってやつだよね。
うん。
しじちゃんはののこが家族って
理解しつつあるのね。
私の自慢の賢いおじょうさま。
猫暮らしは3年にも満たない私。
なのになぜか色々な人から
「いつか迎えてしまうその時」の
心配をされることが多いです。
いったい私はどうなってしまうのだろう。
我が強く、あまり人のいう事に
耳を貸さないワタシですが・・・
猫暮らし先輩の教えには耳を傾けようと思います。
実体験をもとにした
ふかい、ふかい、想いだから。
昨日、仕事帰りに友人を訪ねたのですが
日々日々悲しさは増すばかりで
後悔もあれやこれや見つけ出して
より悲しいと話してくれました。
「今更仕方ないんですけど」
言いつつ、
「あのとき出来なかったこと。
してあげたかったこと。」を
調べてしまう、日々のようです。
なお、そんな友人からさらに
「酸素スプレー」もいざという時のために
準備しておいた方が良さそう、と
アドバイスを得ましたので
さっそく昨日買って帰りました。
もちろん、治療にはなりませんが
「ハッ」となった瞬間に
ないよりはあったほうが良いでしょう。
昨夜は薬局に1種しかなかったので
その1種を買って帰りましたが
あと数種、買い揃えておこうと思います。
友人の悲しみをあれこれと書く事は
憚られるので
友人のおしえ、として今日の日記を書きました。
ジェムくん。
私の友人の子となって幸せだったと思うよ。
どんなにたいせつにされていたか。
今、あなたの家族は失った悲しみは
大きすぎるはずなのに、心を砕いているのは
突然この世を去ったあなたの魂がさまよう事なく
成仏して欲しいという事。
あなたが迷子にならないように。
生まれ変わって再会したいって。
きっとあなたもそうだよね。
ジェムくん、やすらかに。
美しくかわいい無二の存在。
