しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

それでもやっぱり幸せの703号室。



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 こちら、703号室。

 

 

 

 

 

 


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ん? お嬢さん見たことあるな?

(注:さぶ氏は紳士なので、オバサンとは、言いません)

 

 

 

 

 

 

 

おこんばんは。お邪魔します。

 

 

 

 

 

 

 


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 え?呼んだのか?

 

 

 

 

 

 

 

つれないこと、言わないでーーーーーー。

それにしてもあれ?さぶくん。すこし肉付きが戻ってきてるね。すごいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

長男さまへも、もちろんご挨拶。

おこんばんは。ほほさん。

 

 

 

 


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 あ、おばちゃん、こんばんわでち。

 

 

  

 

 

 

 

 

長男さんは、はっきりしてらっしゃる。笑

ほほさんも、艶々健康そうで何よりです。

 

 

 

 

 

 

あれ?あまぱんたろーさん。さいきんお邪魔したとき、なんだか隅っこくらし風になかなかお接待してくれなかったのにめずらしーーーーっ!

 

 

 

 

   

あまぱんたろーさん!わーい。

 おこんばんはーーーーー

 

 

 


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え?あまぱんたろー?

 

 

 

 

 

こりゃまたしつれい。かってにあだ名をつけちゃったよ。ん?あれ?なんだかあまぱんたろうさんまでも若返ってる。ほんとーに。ぜったい気のせいなんかじゃないよ。

 

 

 

 

  

 

 と・横を見ると

 ふぉーーーん。麗しの百香嬢にイケメンあさひくん。しっかし、ほんとーに揃って美形だねぇー!私好み。アーモンドアイのちまっとまとまったおかお。

 

 

 

 

 

 

 

百香嬢は女っぷりをあげております。かわゆすぎる。びじんさんね。
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 た、た、た、たれっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

ふふふ。あさひくん。正確には『だ』と発音するのです。なんて妄想をはたらかせてしまいますよ。まだまだ、お子ちゃまな感じだなぁーーー。かっわゆい。茶トラに反応しがちな私です。

 

 

 

 

 

 

 

 


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 お子ちゃまあつかいはんたいっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやだってさ、あさひくん。ハンサムなんだけど703号室のハンサムさんと比べるとなんだかね、こう·····なんかね。

 

 

 

 

 

 

 


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 オレと比べちゃかわいそうだぜ?

 

 

 

 

 

 

 

うーん。やっぱりさぶくんは大人の男。余裕がちがうよね。百香嬢の態度がほんとーに、弟分、彼氏って感じで寄り添う雰囲気が違うんですよ。ちょっと笑ってしまいます。はっきりしてらっしゃる。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもあさひ坊、かっわいいなぁ。怖いおばちゃんが無遠慮にじろじろじろじろ見るので、壁に擬態中なんですよ。

 

 

 

 

 

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 ぼくはいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、図々しいおばちゃんにしぶしぶと撫でられてくれましたよ。すっごい嫌そうでしたけど。笑

 

 

 

 

 

あんまりしつこくしたので、1発パンチがぽこんと飛んできたのですが、爪をださないゆるゆるパンチ。どこかのだれかさんS嬢とはおおちがい。 うーん。ゆるかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

なんて、ねこさんにかまけているとあれ?麗しのリル嬢です。おこんばんは。

 

 

 

 

 

 

 

 


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 こんばんはーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふふふ。かわいいねぇ。得意の上目遣い。リル嬢は、ほんと女子力たかいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私的703号室恒例。アンちゃんが別室に移動したときの、私がだいすきなお決まりのあの光景は、存在感ばつぐんのほほくんが、代わりをつとめていましたよ。

 

 

なにせ、存在感がすごいので補ってあまりあるかんじ。

 

 

 

 

 

 


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ぼくが待つでち。待つとゆーかおかーさんを迎えるでち。

 

 

 

 

 

 

 

ふふふ。あったまいいねぇ。ほほくん。お利口さんだね。

 

 

 

 

 

 

 頭が良いといえば。

 

 

 

 

信じてください。本当の話です。 

 

 

 

 

ほほくん、さぶくんをガブガブしてちょっと悪いお兄さんをしていたのですが、アンちゃんが注意すると、さも「何もしてませんよ~毛繕いしてあげていただけ~」口笛すら聞こえそうな雰囲気で、さぶくんの毛繕いを始めるのです。完全に誤魔化そうとしています。いや、ばれてますけど。

 

 

 

え?サザエさんちのカツオくん?しかも、偶然とかじゃありませんよ。これを何度も繰り返すのです。

 

 

 

 


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 ボクはいいお兄さんでち♪

 

 

 

 

 

 

 

 

とんだ知能犯です。アンちゃんと顔を見合せて思わず爆笑しちゃいました。

 

 

 

 

 

 


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わらうなんて、 ふきんしんじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 とでも言っているかのような、若猫組。

 

 

 

 

 

 

 

 


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いや、感情ってのはふくざつだから。

 

 

 

 

 

 

 

なーんて雰囲気の、大人猫組。  

 

  

 

 

 

 

 

 

でも、本当にアンちゃんと私。泣いて笑ってしんみりして泣いて笑いました。感情ってふくざつなんです。幾重にもいりくむし、こんがらがるし、打ち寄せてひいて、また、打ち寄せます。

 

 

 

 

 

大口を開けて笑っていても、心では号泣していることもあるし、泣いていても頭の片隅では違う事を考えていることもある。悩みなんてなさそうにみえても心に重いおもりがついていることもある。反省してるかのようで反省していないときもある。もちろん、狂ったように泣いてそのまま狂ってしまいたいほど辛いときもある。いろいろいろいろあるんです。ありますよね。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

とくに大きすぎる悲しみのときは、一筋縄じゃいかないよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのこの姿がたりません。あのこの姿が見当たりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな体でチャカチャカと爪のおとをたてながら歩く、少しおしゃまな雰囲気のあのこがいなくなってまだ数ヶ月。そりゃないよ。そりゃ、ないんじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キツネさんみたいなふわふわしっぽ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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 今にも歩きだしそう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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赤ちゃんがえりして、ほんとうにあどけないお顔で眠っているみたい。欠伸ひとつして、んーーーーって伸びてブルブルって体をふるわせて、トコトコトコって、歩き出すんじゃない?

 

 

 

冷たいのだけれど冷たくないの。あるぶぶんは確かにひんやりと冷たいけれど、ある部分はふわふわなんです。本当にふわふわのフサフサ。体温を感じるかのように。

 

 

 

 

   

 

 

 

ほんとうに逝ってしまったの?

ナナちゃん。しんじられない。息をしているみたい。眠っているだけであってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多頭の703号室。保護猫さんをのぞき、病気のお子ばかり。でも、アンちゃんの本気のケアで、献身で、しんじられないくらい「良い状態」です。心身ともに。どの子も満ち足りた表情をしています。

 

 

 

 

アンちゃん本人が「その時」のことをまだ書いていないのに私がしゃしゃり出る事でもないと書かずにいましたが少しだけベベちゃんの事を。とても正直に書きますが、不謹慎だ、と思わないでいただけるとありがたいです。なんというかすごく本気で本心で書いています。

 

 

 

 

 

お別れが来てしまったベベちゃんに会った時、私はどこかで感動していました。ベベちゃんはその魂を使い切って、ぜんぶぜんぶ使い切って、なんというか美しかったんです。比較的若いころから大病をし、それでも、それなのに最後の最期まで。神様から与えられた時間を余すことなく使い切った清々しさがありました。天寿をまっとうする、というのはこういう事を言うのだな、と過去、数回の死に立ち会って、はじめて心からそう感じました。

 

 

そして、そうなるには、闘病、そしてQOLをひたすら追求したアンちゃんの努力が実を結んだ結果だという事を胸にせまるほど実感しました。繰り返しますがベベちゃんは大病を何度も患っているのです。奇跡なんかじゃありません。あるとしたら、アンちゃんとベベちゃんが共に病気に打ち勝ってきた軌跡です。

 

 

 

 

お世辞なんかじゃないです。そして、ナナちゃんのその姿も美しくかわいらしかったです。もちろん、だからって、悲しみがうすらぐわけじゃないけれど。どうしたって苦しいのだけれど。

 

 

 

でも、アンちゃんの涙に失った悲しみはあれど、後悔の涙はすくないんじゃないかな、と勝手に思います。うらやましいいや違う、尊敬かな。いったい何が言いたいのか、うまく表現できなくてもどかしいですけど。

 

 

 

 

 

 

なんだか散らかった日記ですね。でも、数年このblogを書いてきて、はじめて「伝えたいことがある」と思って今日は書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナちゃんの毛色が好きでした。

ツンと立ったお耳が好きでした。

キツネさんみたいな尻尾がゴージャスだと思いました。

ちょっと困ったようにも見える思慮深い瞳がとてもかわいいと思いました。

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アンちゃんの悲しみはどれほどの深さかと思います。寂しさ、辛さを想像するだけで心が震えます。

 

 

 

 

 

 

でも、「お子たち」は着実にそれぞれアンちゃんのケアが実り、外をさまよっていた百香嬢、あさひくん、ローズちゃん、ジャイアン(呼び捨て)。決して簡単ではない努力の成果で暖かく清潔な寝床で家族に迎えられる準備をしています。

 

 

 

 

だから、どんな時でも。703号室はそれでもやっぱり幸せの703号室だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

美しいナナちゃんに合掌。

生まれて数年は苦しかったと思いますが、世界一のお母さんに出会えて幸せだったよね。

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