しじみちゃんが私たちの家族になってくれたのは2015年5月6日。今日で丸3年がたちました。
「心を開いてくれるまで待ちます。」口で言う事のなんと簡単なことか。
今となっては懐かしく完全に笑い話ですが、当時、かわいいお顔が突如、般若のように変化し繰り出してくる空気砲は、こちらを憎んでいるかのように感じ、とても悲しかったです。
ブッ叩いてくるのは特に、目を狙ってくるのが怖かったです。
撫でさせてはくれますし、写真を撮られるのもまんざらでもない感じ。
なのに、突如、豹変するのです。
私がこんなに好きなのに、大好きなのに、なかなか心をひらいてくれない。しじみは最初から撫でられる事は好きなのも余計に凹みました。
このこは人が好きなはずなのに、私たちのことはあんまり好きじゃないみたい・・・・上村さんのお膝にも、みいさんのお膝にものっていたのに。
何がいけないんだろう。どうすればいいのかな。出きることならなんだってしたいのに。
しじみを迎えた事を後悔しているのでは?と思われないか気になって100%正直には当時のblogには書きませんでしたが、最初の数ヶ月は仲良くなってくれる姿が全く想像出来ませんでした。
しじみを好きな気持ちが削られる事はみじんもなく、ただ、恋する思いが業火になってわたしを焼き尽くすのではないかと思うくらい、しじみの事をもんもんを考えました。気も我も人一倍強い私が、おろおろし、混乱し泣いた事も1度や2度ではありません。
うーーーん。書いてみると超恥ずかしい。バッカだなぁ。でも、これが当時の嘘偽りのない正直な感情でした。
いやぁ、今思うとただのアホですね、私。恥!どの世界に入り込んでたの?まさにテヘペロ!だだのひとりよがりです。今思うと、努力の差でいえば私たち夫婦よりしじみの方が大きかったのですよね。
猫暮らしが初めてで、肩に力が入りまくり空回ること空回ること。カラカラカラカラ空回っておりました。
3年経った今、「あの時のきもち」。マヌケでひとりよがりで恥ずかしい、でもしじみと暮らせる事になり浮足だち、嬉しくて嬉しくて仕方なかったあの時の気持ち。でも不安とないまぜになって混乱していたあの時の気持ち。
薄れゆく感情もあるので、記念日の今日改めて振り返ってみました。
家の中で私とすれ違うたびシャーを繰り出していたしじみは、今では、私の一声で一緒に寝室に向かい、私の腕枕で夜のひとときを過ごします。
半年経過してようやく乗ってくれたおひざ。今では最長記録4時間30分(!)降りないくらい大好きです。特にチーのおひざでのごまんえつな事といったら。
しじみは超絶甘えん坊の「本性」を余すところなく表すようになりました。
当初は、仕事が終わると文字通り飛ぶように走って走って帰宅しました。今では、よほどの事がないと走るまではしなくなりましたねぇ。しじみのいる生活は、今ではごく自然で当たり前になっています。
しじみとは安定した気持ちでいつの間にか互いに向き合えるようになり関係は変化しましたが、出会えて本当に幸せで本当に楽しくて本当に嬉しいということ。この気持ちにだけは慣れることができません。
3年たった今、あの時とはまた違う新鮮な気持ちで、しじみの愛らしさを発見し、しじみとの暮らしに感激しています。
成猫との暮らしは、そうですね・・・色々な性格の猫さんがいるかと思いますので一概に「こうだ!」とは無責任にはいえません。でも、相互に大人で妥協点や性格を探りあり、そして、愛や信頼を深めていく。ひとつの選択肢として、他の選択肢と決してひけをとらないですよ、という事だけは、自信を持っていいきれると思います。
その後、全く性格の異なるののこを家族に迎えましたが、ますますその気持ちは強まっています。
成猫との暮らしを選択肢に入れてくださる方が1人でも増えるといいなと心から思います。
冒頭、しじみと暮らし始めた頃の恥ずかしい、100%嘘偽りのない戸惑いを書きました。
思い出記録ともうひとつ、猫もちゃんと努力してくれますよ、という事を、もし、このブログが成猫との暮らしをほんのり考え、でも想像出来ず迷っているかたの目に止まるといいなぁと思って書きました。
繰り返しますが、私たち夫婦は猫の扱いには全く慣れておらず、過ごせる時間も決して多くはありませんでした。
それでも、しじみはちゃんと私たちの事を見ていて、すこしづつすこしづつ、でもしっかりと歩み寄ってくれました。それは、性格が全く違うののこも同じです。
いつ、どこで、どのように生まれ暮らしてきたのか謎も多い彼女たちの過去。ふつうにしていれば、交わる事のない彼女たちと家族となった不思議と感激。年齢不詳の彼女たちと家族になれた気持ち、なっていく過程は、例えようのないくらい誇らしく、自慢です。
3年の振り返りとともに、長々と書いてしまいました。しじみという成猫と暮らし始めた喜びと幸せを、まだ出会っていない猫家族をお探しの方に伝えたい伝える事ができたら、という私のひとりよがりなおしつけがましい気持ちです。(*´з`)
他の選択肢も、もちろん素敵です。でも、成猫との暮らしは、たぶん想像する不安や、でもなー、を全てまるっとのみこんで、全てを受け入れる事ができると思います。私も成猫に対し、相応に不安はありました。
けれど、運命も生まれ変わりもなにひとつ信じられない私ですが、信じます。私としじみは、出会うべくして出会いました。運命です。赤い糸です。
·····イタいことは承知ですよ!笑ってくださいね。フフフフ
では、ようやく私の運命の女神さま、しじみ姫に登場してもらいます!
しじりんごちゃんでーーーーす!!
しじちゃーーーーーん!
しじりんごちゃーーーーん!
しじみが主役なのにさ・・・・・しかもおたんじょうびなのにさ・・・・
おめかししじたん、ご不満顔!?お誕生日記念の写真は、コメディ系にしてみました。( *´艸`)なお、ひざびさのおめかし?に戸惑ったのか、ズダダダダダと走り出すしじみ。
ちょっとちょっとーーーーしじみに何したのよーーーーー!!
そして、ステージに落ち着くしじみ。え?まさか背景考えてそこに行ったわけじゃない・・・よねぇ???
お2階は背景が良くないわ!撮るならここにして!
・・・って事はないでしょうし偶然でしょうけど。「モデル立ち」も決めてくれました。笑
モデルさんよ!かわいく撮りなさいよね!
おぉ、神々しいほどにかわゆいしじりんご姫。
あぁ、すべての民がしじりんご姫の前には頭をたれますよーーーー。
しじりんご姫があまりにもかわゆいので、ののこも、ののりんごになってもらいました。ですが、全くやる気がないカンジ・・・・
えー、ののこ、りんごじゃありませーーん・・・・
うーん。かぶりもの嫌いね。さすがに無理強いはだめね。って、これ前もののこにやって同じ事書きました。
さて。何やら今日は、ごちゃごちゃと書いてしまいましたね。実は書くのにも、たっぷり時間がかかりました。
午前中は涼しくて、ブログを書いているとき、しじみがお膝にいたのです。お誕生日ですから、いつも以上にしじみナデナデを優先させねばなりません。
あのさ、しじみをちゃんと見ながら撫でなさいよ!カチャカチャのついではやめて!
ちゃんとしじみを見ながら撫でているか、何度も私を見上げながら確認します。
3年たった今、私たちは家族です。すっごくすっごく家族です。
涼しかったGW最終日の今日、少し陽がくれてるくと、ようやく本気をだして、にゃっ展用のねこまくらを作り出した私を、これまたしじみが何度も何度もベッドに誘いにきました。
ねーねー、撫でなさいよー
ちょっとー、お写真いいから手を止めないでくれるー
どうしましょうね?お姫様のためなら、ばあやはしてはいけないことも、してしまいそうです。
今日は、しじりんごでしたが、明日は、しじうさぎが登場いたします。楽しみにしていただけたら嬉しかとです。
猫初心者でも、成猫いけます!むしろおすすめ!これほんと!