おとといの日記と昨日の日記のテンションの違いが我ながら笑えますね。予約投稿なので
わりと1週間ぶん週末にまとめ書き(下書き)も多いんです。だもんでその週末の気分が翌週の日記に丸っとつながりがち。
というわけで、この日記は日々日々撮りまくる写真を1週間かけて放出していくのですが、先週はしじみの嘔吐など記録以外は写真を撮る余裕もありませんでした。
そんな中撮ったののこの写真。
ののこのゆったり感にとても心が慰められました。
かぁさま、おとなりどぞ?
ごめんね お隣はいけないの。
お仕事だからね。
ちぇ、つまんないの、ですよ。
かぁさま、お仕事やめておうちにいてください!
子供のころの記憶でいまだに苦い思い出があります。
ずっと専業主婦だった母ですが、確か私が小学校高学年になったあたりから、母が仕事に行くことになりました。帰宅すると母がいる生活が当たり前だったのでしばらく号泣して母をずいぶん困らせました。
ずっと社宅暮らしで「マイホーム」が母の夢なのは知っていたので、そのために母は働く事にしたのかな、とずっと思っていたのですがあらためて思うとそれだけではなく自分の世界も欲しかったのでしょうね。子供好きの母で、近所の子供たちもイベントなどでは競って私の母と手をつなぎたがりました。
私が泣いて嫌がったのはさぞかし辛かっただろうと思います。悪い事をしました。
子供はいませんし、私の行動にあれこれいう夫ではないので100%自由に生きてきました。
支度をする私に横にいて欲しくて、じっと目で追い続けるののこの視線を振り切り仕事に行くことが日常になった今、改めてほんのりビターな思い出が蘇ります。
人間の記憶は不思議ですね。たいていのことはケロリと忘れるのですが、ふとした瞬間に欠片のような記憶が鮮やかによみがえります。