しじみ用に処方されているお薬は写真の他合わせて現在10種類です。何度も書きましたが毎日全てを投与しておらず、日々の体調にあわせて組み合わせて記録します。
しじみの抱える病には「薬による治療」できる事は多くなく、しじみの日常が厳しいものにならない為のフォローの要素が強いです。
ののこは4種類。点鼻薬だけは様子を見ながら。それ以外は毎日欠かさず投与する事が必要です。
ALPの数値が高いののこに、薬ではありませんがサプリメントが新たに加わりました。調べてみると同じくALPの数値が高いしじみにも良さげに感じたので、担当医に確認し、しじみにも飲ませる事にしました。
基本的にしじののは、サプリメントは与えていません。(ののこの口内環境改善用はあれこれ試しています)
また、飲ませる場合は必ず病院に確認するようにしています。(NO素人判断)
今試している口内環境改善用はこちら。
未だ「これ!」というものには出会えていません。効果があるといいな。
なお、口臭対策は「きえーる」が1番有効でした。かなり改善されています。
もちろん歯科治療がマストなのは忘れていませんよ。
むしろ歯科治療のステージにすすめるのを心待ちにしています。
これらの投薬を朝晩、度合いは違えど嫌がるしじののにあれやこれやなだめすかして行うのは、そうですね……簡単でちょちょいだよ!ではないです。
けれど、さらに捕液や給餌などのケアを日々続ける方との負担差は雲泥の差でしょうね。
必要なその時が来たら、私もキチンとケアできる飼い主でいたいです。
仕事上で出会えた「素人ではない」方々に肺腺癌について訊ねると決まって「それは厳しいね(転移は避けられない)」という見解です。
猫の全腫瘍の中の1%未満との発生率といわれる肺腺癌にどうしてしじみが侵される事になったのか。繰り返してもなんにもならない問答を延々と繰り返しました。
肺腺癌の平均生存値を見ては、しじみとあとどのくらい暮らせるのかと涙が止まらない日もありました。
今は、ただただ受け止めて、やたら尋ねたり調べたりする事は控えています。
主治医の先生としじみと家族でできる事を全て、ひとつも取りこぼす事なくやるだけです。
調べては悲嘆にくれるより目の前のしじみをちゃんと見たい。
繰り返し書いている気がするのですが、繰り返し言い聞かせないとたまに不安に飲み込まれそうになる、というのが正直なところです。
ケアには金銭的・時間的負担がありますがそれは決して重荷ではなく、ただ耐えるしか病とたたかうすべがない愛しいお猫家族に唯一出来る事でもあります。
少しだけ持ってあげられる重荷でもあります。
本当に本当に年の瀬なので、今年の色々な事を思い出してなんだか重めな話になってしまいました。
実際の我が家はとてつもなく愛らしいしじののがいて、笑顔に溢れています。
すきだよ
えぇ、そのようね
だいすきだよ
えぇ、知っているわ
そして愛してるんでしょう?
そうだよ。愛しているよ。
本当にワンパターンなんだから
この写真はたいそう不味いらしいシクラバンスを投与され、たそがれるのんちゃん。
かぁさまいやだ。
たそがれる姿になんともいえない可笑しみがあり、そんな所もまたいとしい。