しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

しじみちゃんからのクリスマスプレゼント!?



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しじみちゃん。

聞き分けが良い、とか

お行儀が良い。とか言うより

「知らない」んだろうな、

と思う事がままあります。

 

 

「要求」が少ない猫ちゃんです。

 

 

食事が出てくるのを。

気になる扉が開くのを。

お遊び開始を。

じっと、待ちます。

 

 

 

「要求」するのは

なぜか

「お膝」だけ。不思議ですね。

唯一、

「自分から始めたこと」だから?

 

 

 

 

しじみちゃん。

我が家に来たころは

シャーシャー猫でしたが

いつの間にか

ニャーニャー猫へ。

 

 

保護されていたころの

みいさんのブログには

「ほとんど鳴かない」と

書いてありますが

今は何かと

私とペチャクチャお喋り。

まぁ、私の気のせいかもしれませんが

「会話的なもの」を

楽しんでいます。

 

 

ただ、ふとした拍子の

シャー"(-""-)"」は

もちろん、いただきますよ(*'ω'*)♪

 

 

ただ

最初の頃の

「やったるぞ!怒」みたいな

勢いとは全く違いますし

どうも

「やだもーーーん!」

くらいの意味合いのようです。

まぎらわしいですね。

( *´艸`)

 

 

 

 

そんなしじみちゃん。

私たちにクリスマスプレゼント!?

というような行動が

この数日で、ありました。

 

 

!!ではなく、!?なのががミソです。

 

 

 

起承転結の結、「結果」から

今日は書きます!

 

 

 

【変化3日目】12月24日

クリスマスイブです。

12月とは思えない暖かな夜でした。

エアコンもホカペも

石油ファンヒーターも

不要な夜です。

 

 

前日までの

しじみちゃんの行動の一連から、

念願の

「仲良く寝室に向かう」が叶う✨

これは

しじみちゃんからの

私達へのクリスマスプレゼント!?

今!このタイミングで!?図ったように!?

 

あぁ!なんて、なんて愛しい

しじみちゃん!!!!

 

私は一人幸せを噛み締めました。

 

 

インスタグラムで覗き見る

羨ましすぎる、皆様の素敵なクリスマスに

勝るとも劣らない

これは、神様からの贈り物に違いない!!

 

 

夜のいちゃいちゃタイムが過ぎ、

そろそろベッドに入る時間です。

 

 

「しじみちゃん、(昨日みたいに)

2階へ行こう?」

 声をかけ促します。

 

 

すると・・・

ん?

アレ?

 

 

 

「・・・・」

しじみちゃん ガン無視です。

 

「・・・・」

 

たぶん、粘っても無駄です。

おとなしく引き下がります。

結局

しじみちゃんと朝までしばしのお別れ。

互いにゆっくり朝まで

それぞれの寝床で違う部屋で眠りました。

 

 

 

・・・この数日のしじみちゃんの行動は

「気温のせい」だったみたい。

サンタさんからの贈り物は

ありませんでしたねーーー。

ま・こんなもんです。

ヌフフ

 

 

 

なんだか、

ヘンな書き出しですみません(*^_^*)

 

 

さて。

ごちゃごちゃと

いったい何を言っているのか。

数日前に話を戻します。

 

 

 

 

 

 

【変化1日目】12月22日

 

寝る前のイチャイチャタイム。

「じゃあ、もう寝るね」

声をかけると

これまでは、

多少ぐずりはしますが

毛布を動かすと

トトッと降りて

しじみちゃんのこたつに行き、眠りにつく。

私はそれを見届けてから寝室に向かう。

が定番の流れになっていました。

 

 

なのに

突然

「じゃあ、もう寝るね」

声をかけると

「シャーッ!シャーッ!」

可愛いお鼻に皺をよせて

私を見上げ抗議するのです。

戸惑って、毛布をずらそうとすると

しがみついて

「シャーッ!シャーッ!!!」

抵抗します。

 

 

一緒にいたいのでしょうか?

嬉しい反面

困ってしまって

それでもなんとか

毛布をずらして降りてもらいました。

 

 

下に落ちた毛布の上から

しじみちゃんが

恨めしそうに見ています。

どうやら

離れたくないようです。

 

後ろ髪ひかれます。

そのまま

座椅子で1晩明かそうか迷いました。

ですが、

1日だけなら良いですが

毎日そういうわけにもいきません。

そのまま、ゴメンネ、と寝室に向かいました。

 

 

そして。

 

 

その晩は、

夜明けごろ

また

ナーーーーーーーッ

呼ぶ声で目覚めました。

 

 

階段を上がってきて

冷たい廊下に座り込んで

私を呼びます。

下に一緒に行こうと呼びます。

何度も呼びます。

 

 

だったらベッドにおいで!

やはり、目覚めたチーと

声を揃えて一生懸命呼びますが

 

 

しじみちゃんは

ナーーーーーーッ

下に来て!!と主張を繰り返すばかり。

 

 

困り果てて

下に行こうかと相談すると

チーに止められました。

 

 

チーの主張?を 

簡単に書くと

①毎日応えなれない要求に

簡単に応じない方が良い。

②来てくれる日と来てくれない日があったら

かえって、かわいそうだ。

たぶん、

ここに来るようになるだろうから

それまで可哀そうでも

待ったほうが良い。

 

 

 

この日記にも書きましたが

すでに私は一晩だけ、呼びかけに応じ

降りた事があります。

 

 

 

hiraryo0201.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

・・・確かにそうだと思いました。

前回応えたリクエストに

なぜ今日は応じないのか?

 

しじみちゃんに

伝わる由もありません。

 

 

その晩は

冷たい廊下に座り込んで呼ぶ

しじみちゃんを

ベッドに誘う事はしても要求は

無視しました。

 

たまりませんでした。

 

 

ベッドの誘いは

受けてくれなさそうだったので

しばらく

二人で布団の中で息を殺し様子を

伺いました。

お願い。早くあきらめて!

早く暖かいこたつに戻って!

祈ります。

 

 

ト ト ト ト ト・・・

 

しばらくすると

諦めたしじみちゃんが

階段を下りる音が聞こえました。

罪悪感で胸が押しつぶされそうです。

 

 

 

 

 

【変化2日目】12月23日

 

 

いちゃいちゃタイムの後、

しじみちゃん。

いつものように声をかけると

 

シャーーーッ

シャーッツ"(-""-)"!!

もう、最初から毛布にしがみついて

降ろされまいとします。

 

 

・・・たまりません。

 

前夜のような

冷たい廊下に1秒だって

いさせたくはないのです。

 

 

心を決めて

シャーシャー姫に

話しかけます。

 

 

 

もちろん

これまでも

寝室に来てほしくって

一緒に寝ない?と話しかていましたが、

全く相手にされませんでした。

 

 

 

毛布にくるんだまま無理やり

寝室に連れていったりもしました。

ただ、その時は

たいそう怒って

脱兎のごとく階下に行って

しまいました。

私に頼まれて運んだチーは

嫌がって可哀そうだった、

もう、絶対にに無理じいはしない。

と落ち込んだものです。

 

 

 

けれど

私は今日は本気です。

どうしても

わかって欲しいのです。

 

 

冷たい廊下は

ほんの少しの時間でも

我が家のお姫様に不似合です。

 

 

 

噛んでふくめるように

ゆっくり

ゆっくり

話しかけます。

 

 

「しじみちゃん。

シャーシャー言ってないで

一緒に2階へ行こう。

明日は仕事なの。

このままここには

いられないんだよ。

しじみちゃんは、おこたにいくか

一緒にいたいのなら

2階へいこう。

お願いだから、2階へいこう。」

 

 

同じ事を

心をこめて

一生懸命何度も何度も

繰り返し繰り返し

話します。

 

 

すると・・・

始めは毛布にしがみついて

シャーシャー言うばかりだった

しじみちゃんが

「ちょっと話を聞いても良いかな」

と思ったのがわかった気が、

しました。

 

 

鼻に皺をたくさんよせて

シャー顔だったのに、

いつの間にかシャーを止めて

丸い目で私を見上げています。

 

 

そんなしじみちゃんに、 

繰り返し

何度も何度も同じことを言います。

 

 

 

「しじみちゃん、迷ってる」

 

 

ふと感じた瞬間があったので

毛布をゆっくりとりながら

「ね、2階へ一緒にいこ?」

声をかけてみました。

 

 

すると、いったん毛布から降りて

私から離れてテーブル下から

覗いていましたが

また、私のそばに近づいて

話している私の顔をしばし見つめたあと、

2階へと続く階段を見上げます。

 

 

「いまだ!」と思いました。

 

 

「ね、2階へ一緒にいこう?

いいでしょ?2階へ行ってみない?」

 

 

すると・・・

しじみちゃんが

歩き出しました。

 

 

導くように 

2階への階段を指さしながら

 

「2階。ホラあっちだよ。

いこ。一緒にいこ?」

 

言葉をかけながら、

足並みを揃えます。

私が先に行ったら

そのまま動かなくなりそうです。

 

 

あくまで

しじみちゃんの意思で

進んで欲しいのです。

 

 

しじみちゃんが階段に足をかけます。

 

「うんうん、そうだよ。

2階にいこ?」

 

しじみちゃんが

ゆっくりとゆっくりと

階段を上り始めます。

 

 

トイレに行く時。

拗ねる時。

いつもは何の

迷いもなくトトトトっと

上る階段を

始めての場所かのように

ゆっくりと、ゆっくりと

上り始めます。

 

 

私は横に寄り添って

声をかけながら

足並みをそろえて上ります。

しじみちゃんは

時折なにかを確認するように

立ち止まって

私の顔を見上げます。

私は、声をかけ続けながら

一緒に上ります。

 

 

ほんの1フロアー分の 

短い階段なのに

ものすごく長い階段を

上りきったかのような気持ちで

ようやく、部屋につきました。

 

朝と違って、夜は、なぜか

ベッドに一緒に寝るのは

敷居が高そうだ、と

感じていたので

しじみハウスを予め

チーが運んでいました。

 

 

 

寝室の中に置いた

しじみルームに

しじみちゃんを案内します。

 

 

しじみちゃん、

ここで眠らない?

ベッドはまだ、怖いんだよね。

一人で寝るのが寂しいのなら

ここで一緒に眠らない?

 

 

すると・・・

 

 

しじみちゃんが

しじみハウスに入ります。

さっきまでのゴネゴネが嘘のように

まーるくなって眠ります。

少し経つといびきまで聞こえてきました。

 

 

朝まで一緒のお部屋に眠りました。

 

 

本当に

本当に

本当に

嬉しかったです。

 

 

 

来てくれた当初は

慣れてくれるよう

一緒の部屋に寝ていましたし

しじみちゃんの寝場所が

変わった日は

心配になって

一緒に寝たこともありました。

が、それは

ただ互いが同室なだけ。

心の交流があったわけでは

ありません。

 

 

丸8カ月程度経過して

始めて

本当の意味で

互いの存在を

家族として

安心できるものとして

一緒に眠る事が出来ました。

 

 

 

「飼い猫と同室で寝た。」

 

 

アホみたいに長々書きましたが

ただ、それだけ、の事です。

一緒に暮らし始めた日から

それが叶う猫さんも

少なくない事でしょう。

そんな無邪気な猫ちゃんも

素晴らしいと思います。

可愛いと思います。

 

けれど

不器用なしじみちゃん。

一緒に寝たいよ、の甘えた気持ちを

行くな!シャー!でしか伝えられない

しじみちゃん。

話に聞いていた猫の夜鳴きなど

した事がなかったのに

ある日突然

一緒にいようと夜鳴きをはじめる

しじみちゃん。

 

 

そんな

しじみちゃんが

本当に

本当に

本当に

愛しいです。

 

 

ただし、どうも

一緒に寝たい。というのは

「愛情・信頼」ではなく

「寒さ」というのもご愛嬌(*^_^*)

 

 

 ザ・猫!!!ですね!!

 

 

 

・・・長々すみませんねぇ

ここまで読んでいただいて

ありがとうございます★

 

 

 

改めて

メリークリスマス!

 

 

 

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アナタ、思い込み強いわぁ!

しじみ、寒かっただけだしぃ

 

 

 

 

 

 ・・・だからゴメンって!

でもさ

会話はちゃんと出来たよね!?

 

 

 

 

 

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まー、そうかもだけど~

そもそも、しじみは甘えたりしないし!

 

 

 

 

 

・・・(甘え騒いだくせに!)はいはい、そうですね!

 

 

 

 

 

 

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しじみは一人で眠れます~

 

 

 

 

あぁ。 

にくったらしくって

ものっすご可愛い!

とんでもない小悪魔ちゃんです!


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