2日前。
かくべつ遅い帰宅でもなかったのですが、お風呂を先にすませようと帰宅後先ずは風呂場でお湯をためることから始めました。1歩部屋に足をふみいれると「しじのの THE ワールド」に引き込まれますので・・・
お風呂をすませておくと、なんというか帰宅後~寝るまでの色々がスムーズです。私はお風呂だいすき本当は1時間はたっぷりと入りたい派。日々はなかなかそうはいきませんけど。
玄関が開く音がして明らかに私が帰宅したのに、なかなか部屋に入ってこないので焦れたしじみが「とっておき」のかわいらしい声で昨日書いた新場所で私をおまちかねの様子が撮れました。
ちょっとお湯をためる音がうるさいし、画面が真っ暗ですけど・・・・以前は留守中夕暮れ後は電気が自動でつくようにしていたのですが、それだど宅配があった場合、在宅と思われ何度もチャイムを鳴らしてもらうハメになり、運送会社さんにもねこたちにもストレスだな、と2階だけ自動点灯に切り替えました。
しじたん。ただいまー。帰宅するまでは、真っ暗な1階でお出迎え。さいきん、ソファの背もたれに乗ってお出迎えするようになりました。#保護猫出身#ねこがいる生活
しじみは見事に声音を使い分けます。通常は、静かにこのポジションで待っており、私が「ただいま」と声をかけると「ニャ」と返事をします。
ですがこの日はしばらく待たせたので、少しかすれ気味のかよわい風の鳴き声で「ちょっとアナタなに待たせてるわけ?アナタのかわいいしじみちゃんをこんなに待たせていいの?」の意思表示です。
意思表示というか自己表現?「かわいく、けなげなしじみアピール」です。(ほんと)このかすれ声ですが、もちろん、風邪などひいていません。
撫でていて少しこちらが動くと「気に入らないわ」の「ウー。」(鳴き声?)
私と一緒に2階に行きたいときは、じっと待って一緒にあがるのに、勘違いして先に勇んで上がってしまい、私がこない時は「ナーーーーーオーーーーーー」。
早くお膝にいきたいのに、私がブランケットの準備にもたもたしていると「ンンッ」。
しじみ、ウーなんて言うかしら?ねこよ?
いや、ウーが一番言ってるから。笑
希望がすんなり通った時や私が声をかけた時は「ニャン」って言うね。さすがねこ!
あ・あと私が食事を出すのに手間取ったら「ブニャ」。
何度か書きましたが、朝、お腹がすいても鳴いて起こす事はしませんが、平日目覚ましがなってもなかなか私が起きない時は、私の顔をのぞき込みます。しじみはいびきもすごければ、鼻息も荒いのでご当人にそのつもりがなくても「ブヒブヒ」と鼻息で起こされます。正確に書き起こすと「ブッヒーブッヒー」です。
ごめんね、おまたせ。下に行こう?と声をかけると「ヴニャ」と怒り気味の返事が返ってきます。
なお、起こさないのは特に優しい気持ちで起こさないわけではなく、単に鳴いて起こす、という事を知らないだけかと思います。
休日は目覚ましがなりませんので、7時くらいにしじみの「ブヒブヒ」で目覚めます。休日だから寝かしといてあげよう、というより目覚ましが鳴らないからそのまま一緒に爆睡し、腹時計が辛抱たまらんようになるのが7時ではないかと推測しております。
しじみ、ブヒブヒなんていうかしら?ねこよ?
いっぽう、ののこは起こしたりすることは全くなく、ひたすら静かに待っています。ですが、私が起きる気配を察するといそいそと寝床から出てきます。
かわりに起きている時間は、おなかがすくと「ニャアンニャァン」とおねだり鳴きをします。ついつい甘くなってしまい、ののこがまたおナスのようなぽっこりお腹になってきているので気をつけなければなりません。
あのね、くろいこ、ランチを独り占めしてるからおなかぽっこりなんだよ!?どーにかしてよ!
うーーーーーん。ほんと。それは確かにゆゆしき問題なんだけど、かといってしじたんがほっそりするわけでもないという謎。この謎はどうやったら解けるのかね?
しじみは返事をする事もあれば、ただ黙って聞いている事もあります。一方的に私が愛を語りかけると満足げにチラチラ私を見ながら、黙って聞いています。
「長生きしてね」とかそういった事を言い出すと「ふーん」と興味なさげにシラっとしています。出来ない約束はしないとでもいうかのように。
しじみとおしゃべり。気のせいなんかじゃありません。私の脳内ファンタジーでもありません。ほんとにほんと。私としじみは同じ言葉は使いませんが日々おしゃべりを、会話を。楽しんでいます。
~こぼれ話~
上のインスタの動画ですが白い扉にひっかき傷がついているのが写っています。保護時、ほんの小さな子猫だった「りうくん」が捕獲箱を開けた瞬間、弾丸のように飛び出し周辺の色々なものをなぎ倒し扉に何度も飛びかかって狂ったように暴れまくった時に出来た傷です。
「悪魔を捕まえてしまった・・・」今思うと失礼な話ですが、ほんの小さな子猫相手になすすべもなく恐怖に震え、(私は猫の扱い得意とか慣れてるとかじゃないので)本気で玄関をあけ放そうか悩みました。時間にするとたぶん10分程度の話かと思いますが夫婦で絶叫しながらなんとかキャリーに移しました。
今思うと本当に笑い話です。そして笑い話に出来てよかった。ほんの小さな傷ですが、毎日目に入る場所にあります。普段は無意識ですが、ふと目を止めると今のりゅう王子の幸せをかみしめます。
雨の今日は、おひさまに期待できないので、床に座ってパンを齧っていると「おひざにいってあげてもいいんだけど」的な態度で間近で、お外暮らしが長いしじたんが、見つめてきました。
しじたんが、雨に濡れるお外にいたなんてウソみたいね。
ののこが邪険にされていたことなど、想像するだけでツンとなります。
雨の日はおやすみだといいな。おひさまに邪魔されず、日中ずっと猫が人にあまあまなチャンスタイムです。