しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

しじみ家に仔猫がやってきた!



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 *はじめに・・・

書いてみて「ドタバタ保護顛末記♡」

とはならず

なんだか暗い文章になってしまいました。

書いたものの

消してしまおうか悩みましたが

やはり、このままお届けする事にします。

 

 

 

 

 

2016年6月1日。

午後3時過ぎでしょうか?

昨日も書いた通り保護猫さんが

我が家にやってくるまであと数日。

 

 

私は色々ゴソゴソ家の中の事を。

チーは勉強を。

しじみ嬢はのーんびりとしじみタワーで

お外見物。

家族だけの思い思いの午後を過ごし、

そろそろ買い物にでも

行こうか、なんて話していました。

 

 

他所さまから見ると、夫婦揃って

無職という危機的財政状況をのぞけば

私たちにとっては

平和でノンビリした、幸せな

日常そのものだったのです。

 

 

しじみちゃんに、ちょっと出かけてくるね、

声をかけようと見ると

なんだか様子が違います。

いつもの、

ポヤーーーーと外を見る感じではなく

明らかになにか気にしています。

とはいえ、何も見えませんが

耳をすますと猫の鳴き声・・・・・

 

 

良く猫の事を知らない私にも

子猫の声に感じます。

とはいえ姿が見えませんから

気付かないフリをしようか一瞬迷いましたが

気になって外を探しに行きました。

 

 

探しても探しても姿は見当たりません。

家の中で確かに聞こえた気がする

鳴き声も全く聞こえません。

正直、少しホッとして

「気のせいだった事」にして

家に戻ろうかと思いましたが

どうしても気になります。

 

 

「なんか、子猫がいたっぽい。

でも、違ったっぽい。

なんでもない、なんでもない。」

 

今日1日自分に言い聞かせて過ごすのか

それとも・・・

 

声が聞こえなくなったのは

衰弱しているのかもしれない。

 

 

「お願い!鳴いて!居場所を教えて!」

「お願い!鳴かないで!

ウチにはしじみがいるし、土曜日には

保護猫さんも来るの。

子猫なんていないよね!?」

 

 

せめぎ合う自分の心の声と戦いつつ

ウロウロウロウロ探すと

 

 

「ニャァ~ニャア~・・・」

 

 

あーーーー!嫌だーーー!いる!!

けれど

いっこうに姿が探せません。

もしやと置いてあったバイクのカバーをめくると

 

 

コロコロコロン!!

想像よりはるかに小さな小さな仔猫。

仔猫というより赤ちゃん!?

転がり落ちたその仔猫は

ヨタヨタしつつもすばしこく逃げていきました。

 

 

全く仔猫に触れた事などない私は

そのスピードに唖然としたのと

母猫は?え?取り上げていいの???

え?どーすんの私???

頭がもうグルングルンですが

体が勝手に動いて追いかけて確保!

 

 

 

ど・ど・ど・どうしよう。

 

 

頼りない片手サイズの仔猫。

絶対に母猫が隠したはず。

母猫を探しますが見当たりません。

 

 

バイクはもちろん置き捨てなどではなく

人が乗っているバイクです。

安全なつもりで母猫が隠したこの場所。

美しいピカピカのこのバイク。

持ち主は猫親子のすみかとして

快く貸し出してくれるでしょうか?

・・・そんな事ないよね、きっと。

 

とりあえず1回返して母猫を待つのか

保護してしまうのか。

え、でも母猫から奪うの!?私が??

 

 

どの行動が正しいのかわからず

もうパニック状態で混乱しましたが

一度抱き上げた仔猫をどうしても手放せず

家に連れて帰りました。

 

 

みいさんに連絡がつき、

アワアワと状況を説明し

保護して良かった、と言って貰えて

とりあえずホッ。

完全に半べそ状態でしたが、みいさんに

背中を押してもらえた事で冷静になり

とりあえず病院へ行こうという事に。

 

 

そのやりとりの最中、現場に戻ると

 

 

 

母猫がいる!!!

 

 

またもパニックになりました。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

でも返せないよ。

お外でこの仔がすくすく育つ可能性は

とても低いの。

万一育っても、また家なき子が

増える可能性が高まるの。

ごめんさいごめんなさいごめんなさい。

あなたが生んだ子を盗んでごめんなさい。

 

 

ですが、母猫に会ったことで

「引き受ける」決意がつきました。

とりあえず、この1匹を保護します!

みいさんの応援をうけて病院へむかう前

最後に諦めきれずもう1度、確認すると

・・・母猫がいません。

 

 

おかしいです。

せっかく隠した仔猫を探したり待ったりせず

いなくなるという事は

運んできてる最中だったんじゃない?

 

 

 

チーが最後に

もう1度だけ、と覗きに行きました。

遠くからこわごわ見ると

私の方に気難しいしかめ面で首を振ります。

 

 

 そ・そ・そ・そのしかめ面は・・・

 

 

 

イヤーーーーーー!!!

走って近寄りカバーをめくると

また転がり出てきました!!

 イヤダイヤダイヤダイヤダ!!!

 

 

 

母猫がいないのは、

きっとまた運んでいるのでしょう。

パニック状態で一昨日の事なのに

病院→仔猫用の買い出しと往復したのとで

時系列すら2人とも曖昧なので

ここから先は結果を箇条書きにします。

 

 

①結果、仔猫2匹

母猫より(勝手に)貰い受ける。

 

 

②母猫は、たぶん1匹の仔猫と移動。

私たちが連れ去ったあと、母猫が戻り

たぶん1匹一緒だったと思うが

怒りがすさまじく、その1匹の捕獲は断念。

買い出しを終え戻ると親子はいなくなっていた。

 

 

 

 

一番正しい行動は母猫共々保護し

子育てをしてもらい、親子ともども里親を探す。

なのだと頭ではわかります。

 

そして・・・・

たぶん、仔猫と一緒なので本気で探せば

見つけられるであろう事もわかっています。

 

 

すみません。

今の私にはこれが限界です。

後味が悪くて胸が痛んで仕方ありません。

 

 

みいさんに励ましていただき、

体調が悪い中、703号室ハハさん

アンちゃんも心配して電話を下さり

やはり、励ましていただきました。

ありがたかったです。

 

 けれど・・・

仔猫の保護をする時があるとしたら

ダンボールに遺棄してある捨て猫しか

想像していませんでした。

だったら

可哀想な仔猫に素直に、手を

差し伸べられたはずです。

 

 

ですが

母猫から取り上げるなんて

想像もしていなかった事態です。

私の手は悪魔の手?鬼の手?

正直、自分がとった中途半端な行動に

まだ、めそめそしています。苦しいです。

 

 

 

仔猫保護しました♪のblogではなく

なんだか後悔いっぱいのような暗い日記で

すみません。

ですが、

これが私の嘘偽らざる仔猫保護の顛末です。

 

 

もちろん、保護した事は後悔していません。

ただ、勝手にわいてくる「感情」を

うまく整理出来ていないのです。

 

 

 

明日こそは

「仔猫ちゃん、キャンワイイ♡」をお届けします。

今日はなんだか暗い日記にお付き合いいただき

ありがとうございました。

また、明日も読んでいただけると

大変うれしいです。

 

 

宜しくお願いいたいします。

 

 

 

 最後に。

病院でがんばる「あこみこ」。

 

 

 

 

 

 

 

【仮名】あこ

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【仮名】みこ

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あこみこ姉妹。

良く食べ、良く寝ています。

 

 

 

 

しじみ嬢は・・・・

実はちょっぴり拗ねています。

しじ。

しーちゃん。

しじみちゃんがが見つけてくれた命だからね。

わかってくれるよね?

 

 

 

 

 

 

 

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えー!

しじみ、そんなつもりじゃなかったんだけどぉ!

 

 

 

 

 

ま、いつも通りといえば

いつも通りでしょうかね(・´з`・)


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