私信であれば
直接、
メールやLINEで言えば良いことだけれど
今は、声をかけることが
良いのかどうなのかわからない。
矛盾するようだけれど
本人に伝えたいのかもわからない。
日々、書き連ねてきたblogにこそ
少し、
押しつけがましいかもしれない
自分の気持ちを書いてみようと思います。
もしかしたら
これは
アンちゃんへの私信じゃなく
未来の自分へのメッセージ、かもしれません。
ペットは、猫です。
猫を飼っています。
え?あ、種類は..........雑種。
一応三毛猫かなぁ?
いえいえ、買っていません。
三毛猫って売ってない....かな?
保護猫です。
保護猫?あ、えっと。
保護猫ってゆーのは......そうそう野良猫です。
そこらへんにいた、野良猫です。
人と、知り合うと
わりとこういう会話になります。
保護猫に興味を持たれたり
詳しく聞きたい、と言われたら
もう少し話しますが
基本的には、このような会話で終わります。
しじみと暮らしはじめてから
何度繰り返したかわからない自己紹介。
さいきんは、黒猫も加わりました。
もう少し、工夫を凝らした
保護猫ってね!の、宣伝を兼ねた
自己紹介が出来ればと思いますが、
自分本位でなく、保護猫っていいな、
と思っていただけるのような
ほどよい自己紹介がうまく考えられません。
何も考えず
私の猫の話をするならば。
私の想いを素直に語るならば。
私の猫は信じられないくらい可愛いです。
家族で親友で、そして猫ですから
連れては歩けませんが心にいつもいます。
いつも、一緒にいます。
一緒に暮らせるのは、このうえもない幸せで
こんな事を考えるのはいけないと
思いますが失う怖さに毎日ふるえます。
好きです。
好きです。
愛しています。
唯一無二の存在です。
お金なんかじゃ買えません。
どこを探しても見つかりません。
失うくらいなら、
いっそ私の中にとりこんでしまいたい。
そして、逝くなら、どうしても
逝くしかないのなら
その時は、一緒に、逝きたい。
危険な思想でしょうか?
でも、猫と暮らす方は
多かれ少なかれ
そんな想いにかられるのではないでしょうか。
猫とはこわい生き物です。
気持ちを持っていかれすぎる。
そして、犬もこわい生き物です。
いや、ある意味猫以上に?
もちろん比べる事ではありませんが。
犬こわい。
かわいすぎるから。
ひたむきすぎるから。
犬か猫と暮らしたいと
ずっと願っていましたが
私たちの生活スタイルにおいて
ヘンな言い方ですが、
犬はかわいすぎて無理だな、と思い
猫との暮らしを考えました。
初めて、703号室にお邪魔したとき
その想いを確信したのを覚えています。
ベベちゃんを先頭に
ナナちゃん、リルちゃん。
ひたむきに、アンちゃんを好きでした。
終わりなき保護活動と
アンちゃん自身との家族とのバランスは
時に大きな葛藤もあったことかと
想像します。
いっとう甘えん坊さんの
ベベちゃんの心の豊かさが
支えであったでしょうし、
ベベちゃんとの間に
他人には推し量れないほどの
ゆるぎない信頼関係を
アンちゃん自身が
確信できていたからこそ
保護活動を続けていられたのかな?と想像します。
ベベちゃんは
アンちゃんの全てを
好きだったし、受け入れていたのだと
想像します。
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アンちゃん。
気持ちが迷子になっていることと思います。
今週の果たせなかった
一緒に外食楽しもうね、の約束は
数カ月後でも
半年後でも
一年後でも
もっともっとずっとずっとずっと先でも
有効です。
あまりに間が空いてしまったら
きっと、あなたは謝るだろうけど
謝らないでほしい。
気を遣わないでほしい。
あなたが、いつか
誰かと食事をしてみようか?という気分に
なったら。
フト、私を思い出したら。
良かったら、気楽に誘ってください。
私は、しずかに、待っています。
その時は、一緒に泣きましょうね。
そして、
ベベちゃんのエピソードで少し笑いましょう。
きっと、ベベちゃんも喜ぶと思うから。
とちらにしても個室が良いかな。
互いの家でも良いけれど
なんとなく
その時は家じゃない方が良い気も、する。
そんなこと、どっちでもいいか。
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今のアンちゃんの状況が
私の身に起こった時に
私はきっと、受け入れられないと、思う。
いや、受け入れなければ、と思う。
でも、なぜ受け入れる必要があるのか?
と思う。
受け入れるって、何?何を?と思う。
何が言いたいのか
自分でも、わからないです。
なんというか、かける言葉が、見つからない。
ベベちゃんの命は眩しかったです。
アンちゃんが、大切に大切に紡いだ、命。
アンちゃんが、ベベちゃんに注いだ愛情を。
様々なケアを。心から、尊敬します。
しじみも
ののこも。
保護して下さった
上村さん、
あつこさん。
預かってくださったみいさん。
もちろん感謝しています。
けれど
アンちゃんの存在なくしては
絶対に出会えていなかった。
でも、もっともっと
その感謝するべき先があったのを
改めて、
アンちゃんのblogで知りました。
ベベちゃん。
べべちゃんが、全てのみなもとだったんだね。
ありがとう。
あなたのおかげで私は家族を得ました。
あなたのおかげで
たくさんの幸せが703号室から
飛び立っていったのですね。
ベベちゃんに心からの感謝を。
アンちゃんに心からの尊敬を。
ふたりの絆に心からの称賛を。