ハ!?
と、驚かれそうですが、我が家のしじのの、いわゆる「いたずら」を1度もしたことはありません。
猫暮らしははじめて。
猫さんにちゃんと触るのもはじめて。
我が家に慣れてくれるまでは、しじみはお叩きなさり姫として、ののこはビビリ姫としてそれなりに試行錯誤はありました。
特にしじみの時は初めてゆえ、何事も余裕がありませんでしたが今振り返ると総じて、「はじめての猫暮らし」にはぴったりの非常に暮らしやすいタイプだったのかぁと思います。
もちろん「何をしても何をされてもかわいい」これホント。ですが、留守中、怪我や誤飲の心配がないのはやっぱりありがたいです。キッチンも出入り自由ですがシンクにのぼった事は1度もありません。
ま・そういうわけで「猫の飼育・いたずら対策部門」に関しては経験値があがらぬままめっぽう自信がありません。
しじみはーーーーおひめさまだからーーーーおじょうひんなのぉーーーーー
うーーーーむ。確かに我が家の中ではおひめさまだけれども。でも本物のおひめさまは、もっとしゃなりしゃなりとしていて、そんなにゴロゴロしてないと思いますよ?
え?そうなの?それよりさ、くろいこどかして?
いやです。そんな顔して誘惑してもだめです。
・・・・・・しじみは、ソファにて自分より後からののこがやってくる分にはブゥ顔ながら受け入れますが、先にののこがいると全く気に入らないようで、そういうところは手を焼きます。
この時も、ののことソファにいると何度もやってきては、見上げて見つめてにゃにゃにゃにゃーーーん。なんで、くろいこそこにいるの?と主張したあげく、気に入らず拗ねゴロにて主張をはじめたのです。
やだもん。しじみが先なんだもん。
困りますね・・・・・いたずらこそ全くしませんが、自己主張は強めです。しじみが中心に世の中がまわらないと我慢がならないようです。
ちなみに、しじみがひざにいるとき、ののこが、そばに来たいけどどうしよう・・という感じで迷っているときに私がののこにおいでと呼ぶのも嫌いです。
私が「のんちゃーーーん」と呼ぶたびに見上げて「ブニャッ!」と抗議します。「来たけりゃ来ればいいのよ!わざわざ呼ばなくていいわ!」とでも言いたげです。いつか動画におさめたいものです。笑
さて。話を戻しますと、ののこに先をこされ床で拗ねゴロしていたしじみ。お次は「はじめてのいたずら」を始めました。
まぁ、いたずらというかなんというか・・・・ですけど、しじみが枕にしている袋。中にチーの薬などが入っているのですが、しじみはなぜかこの袋にご執心でたまにクンクン匂いを嗅いでいるます。
そしてとうとう、ローテーブルの下のカゴに入れていたこのポーチをいっしょうけんめい取り出して枕にしたのです!!!
「このていどのこと」ですが我が家でははじめての出来事。気に入りのおもちゃすらも自分でとりだしたりしません。いったいどういう風の吹きまわしでしょうか?
しじちゃん、カッコいいじゃん!しゅごい!
こんなの、あさめしまえよ!
しーちゃん、今までやった事ないじゃない?
能あるしじみは爪はだしっぱなしだけど使わないの!
ま。実際問題、おひざに行きたいけど焦れて焦れての行動と思われます。ここでやっとのお膝か!?と思いきやお次はキビキスの中にIN!
もう、こないでよ!しじみ一人になりたいの!!
もうじゃぁ呼ぶのはやめて、のんちゃんとだけらぶらぶするよ?いいのね?ほんっとーーーにいいのね??
拗ねゴロ→いたずら→キビキスの流れの中、おいでおいでと説得しつづけましたが、もういいのかな、とソファに戻ろうとすると・・・・・・
ぴょこんと顔を出すしじみ。
アナタさ、しじみを撮らなくていいの?
ん?
しじみを撮らせてあげるって言ってるのよ?
なんなんだいったいもぉ!
ここでようやくしじみ姫はののこの待つソファに来てせっせせっせとフミコネをはじめました。ながい······
ふんっふんっ!そうよこの感触よ!!
ま、まぁいいです。しじ姫のごきげんがなおったのは良きことです。
そして、この一連の間、おとなしーーーーーーくじーーーーーーっとソファで待っていたのんちゃんもホッとひといきついたのでした。
しじみさん、やっと来てくれましたね、かぁさま。しじみさんはちょっと子供っぽいですね・・・・
ま、そういうののこさんもノマド食べしますけどね。ふふふ。
しじみ家のしじののちゃんは、いたずらはしません。でも、自己主張は強い気がしますです。そんでもって、ちょっと性格がややこしいかな?それとも、猫さんってこんなものなのかしら?
たとえ、どの猫さんもこうだとしても、これがふつうだとしても、私にはとくべつかわいいとくべつな個性に感じます。とくべつ、私と繋がっている気がしますよ。