昨年10月に受けた血液検査でT4の数値が高くそこから3ヶ月おきに経過観察の検査を続けました。
1月。基準値内
4月。基準値より少し高い3.9。
甲状腺機能亢進症のグレーゾーンに少し足を踏み入れた数値です。
治療をするとしたら
・食事療法(現時点ではヒルズのy/ⅾ のみ)
・内科療法(投薬)
・外科療法(摘出)
3つの選択肢。
2018年10月から、「どうすべきか」がずっと私の頭から離れずにいました。色々考えて、始めるとしたら食事療法ではなく投薬の開始を選択するつもりでいました。治療を開始するべき、と言い切るにはまだ早い薄いグレーゾーン。
以前はキャリーを激しく嫌がったしじみですが、入れたすぐは少しぐずるものの
このところは、すぐに落ち着くようになりました。迷って決められず、5月の上旬にもう1度検査を受ける事にしました。しじみが病院に連れていきやすいのはこういう状態の時非常にありがたいです。
さあ、しーちゃん。もう1度検査を受けようね。
しじみは食欲がありますが体重が落ち続けています。加齢のせいだけでは無い気がしてなりません。食べる量は減らしておらず、むしろ先生と相談し1日40g程度まで増やしたんです。
甲状腺機能亢進症だけを心配すれば良いのか。他の病気は見逃していないか。
先生にくどくどと繰り返したずねました。
先生も何度もレントゲン写真を見返し、丁寧に丁寧に触診を繰り返してくださいます。
そんな先生相手に繰り言のようにくどくどくよくよ相談します。
しじみは食欲はあること。
元気なこと。
先生の質問にも答えます。
留守にしている時間が長いから確信は持てないものの呼吸が荒いなどの症状はないこと。
そして、今日検査結果を聞きにいき、投薬治療を開始することにしました。
T4 4.0。今までで一番高い数値。(基準値は0.7-2.9)
FT4 2.7。(基準値は0.5-2.4)
体重はまた減って3.7㌔。
「グレーゾーン確定」と言えるでしょう。
プロレスラーのようにムチムチの筋肉質だった背中は今少しゴツゴツとしています。たくましくノラ猫として暮らしていた時代から「食っちゃ寝」の家猫になった証?それとも加齢?それとも病気?
正直少し落ち込んでいますが、もちろん重篤な状態ではなくごくごく初期の段階で、先生曰く気づかない飼い主さんの方が圧倒的に多いそうです。
確かに私も検査をしていなければ気づかなかったです。先ずは1ヶ月様子を見て今後の事を考えます。
帰宅時、私がキャリーに手を入れてあやすとスピスピと安心して眠り始めました。愛しさが胸いっぱいに広がります。
これは検査に行ったときの写真。それにしても写真のしじみはふっくら真ん丸。「痩せた」なんて心配していると笑われそうです。
こちらは今日の写真。どちらも写真を撮るためにいったん手を引いていますが、ずっと私は手を差し入れています。その手をしじみが抱き取り、ぐーぱーしたりペロペロしたり枕にして眠ったりします。
しじみは私の家族で娘で妹で親友です。とにかく全てを兼ね備えた存在です。今後も最善の策を選択したいと思います。
私の心配をよそに帰宅後は元気いっぱい。まずはお喉を潤して・・・・
キャリーを点検。この時はののこも一緒に検査を受けました。(ののこの結果は花丸♡!!)
ご褒美のおやつもペロリ。
フードも検討します。できれば4㌔を目指したい。筋肉が落ちた背中をなんとかしたいな。
しじみの真似っこののこ。ののこの通院の事はまた書きます。
今日のしじみ。今日はねこまくらを入れていったので余計落ち着いたようです。帰宅後も何度もキャリーに入っていました。
しじみは治療を開始することにしました。
でも、元気です。大切にします。慎重に経過を観察します。