今日はののこの検査結果について書きます。
骨髄検査で行った細胞診検査での診断名は「軽度巨核球系過形成」というものでした。犬で言う、免疫介在性血小板減少症のようなもの、と考えて良さそうです。
※体内の血小板を自分の異物として認識し、免疫細胞の働きによって体の中でどんどん壊されてしまう病気
猫は症例も簡単に見当たらないほど稀で(だからこそ、かかりつけの主治医が一刻も早い検査をと心配していたのでしょう、と言われました)、身も蓋もない言い方ですが「運が悪かった」という事のようです。
ここで気軽に「運が悪かった」と書けるのは、検査やテスト投薬の結果、半年ほどの治療で完治が見込めそうな状態だからです。そうでなければ、簡単に「運」なんて言葉は使いたくないです。
良かった良かった良かったよーーーーー。
このーーーこのこのこのーーーーのんちゃんのお騒がせめーーーーー
なんか照れますね。すみませんでした
いやいや、病気であることに違いはなく、治療が必要なのですが、先ずはホッとしています。
先生の見立て通り、検査結果も今回の血小板減少は考えうる限りの病名の中で、1番良い結果となりました。
がんばろうね、のんちゃん。
当初、かかりつけ医ではおそらく骨髄検査を、という事で紹介いただきましたが、麻布大学付属動物病院でののこの主治医となって下さった先生の判断で下記の流れで検査を受けました。
・X線・超音波検査|腫瘍等の発生の有無の確認
・血液検査|感染性疾患の除外
→この事から突発性を考えてプレドニゾロンで治療を開始。(免疫力を下げる)
同時に骨髄検査。
~13日後
・骨髄検査の結果を確認
→結果、上記にも書きましたが「軽度巨核球系過形成」の診断。
内容を簡記すると
☑造血細胞の密度は十分で巨核球(血小板を作る細胞)は、むしろやや多いくらいの印象
☑骨髄異形成症候群等の可能性は考慮される
☑高ガンマグロブリン血症を説明できるだけの所見はない
・プレドニゾロンの効果(投与期間12日間)の効果確認
PLT(単位:万/μl)参考値30.0~80.0
→9/17結果_4.0
→9/30結果_47.9
薬の効果が出て、しっかり数値が改善されていますーーーーー(泣)
という事で、先生の判断もあり「急がば回れ」的な検査で最短で薬を試しその効果を確認する事ができました・・・・。
ここから先ずは半年間、毎日投薬が必要かつ、毎月の効果検証(検査)が必要です。
また、以前も肝臓の数値が思わしくない事があり一時投薬をしていましたが、今回もその傾向が見られた為、同時に治療(投薬_ウルソ)をする事になりました。
なお、ののこの食欲が増しているのはおそらくプレドニゾロンの副作用という事のようです。なるほど!
ですが、治療が叶う病気でほんとうによかったです。
ご参考までに。
【ののこ9月の医療費_通院計3回】
・X線検査、超音波検査、血液検査、ウイルス検査などなど ¥74,250
・骨髄検査など ¥91,450
・血液検査など ¥16,040
TOTAL¥181,740-
ここから先は9月初めの頃の写真です。出しそびれていました。
おはのんちゃん。私の手を枕にしています。かわいいー。
実はしーちゃんもいます。
日常生活はほぼ問題ないものの、私が腕をあげるのに難しい角度があるので以前のように、2匹同時撫でができず、もどかしい。。。
ののこを構っていると、しじみはフィっと移動してしまいました。
しじみ、つまんない!
手術前なのでふかふかですね。
かわいいなぁ。早く元のふかふかちゃんに戻れるといいね。寒くなる前に。
なんの話よ?
それにしても、しじみは比較的少ない癌、ののこは稀な症状と本当に、内心、何で。。。とぐちぐち思う気持ちが正直なところあります。
ですが、それもしじののが背負ってきたもの。
受け止める他ありません。
今後は出来るだけ明るい記録にしたいと思います。
しじみとののこに出会えた事は、私の人生の大金星だから。