しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

しじみちゃん、もしもの時は「いっしょに逃げよう」。



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少々さかのぼりますが

5月7日。

世田谷区で現在(5月22日まで)

開催されている

「いっしょに逃げてもいいのかな?展」

に行ってきました。

 

 

 

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しじみはね、お留守番したの。

 

 

 

そうだね。ありがと。

 

 

 

せっかくなので

関連プログラムの

「もしものために、必要なもの」

トークセッションが5月7日にあったので

その日に出掛けた次第です。

 

 

展示会そのものは、

想像していたより、

こじんまりとしたものでした。

ですが

日頃から防災が気になり

グッズを準備してみたり

ネットで調べたりもしますが、

やはり

「目でみる」というのは

改めて認識を深めるのに、良い機会でした。

 

 

 

↓これは、一番最初にグッズを準備した時。

会社も辞めていますし、

この時とは状況が変わっています。

hiraryo0201.hatenablog.com

 

 

 

お目当てのトークセッションですが

話しを聞けて本当に良かったです。

 なお、↓中央の

「動物防災の3R」という冊子を

いただけたのですが

非常に濃い内容で参考になりました。

 

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主にお話しくださった、

NPO法人の平井潤子代表のお話は

非常にわかりやすかったです。

また、それに関して色々思った事も

たくさんありました。

 

ですが感じた事

全てを書き出すのは難しいので

私が、実際に

【心理面】

■こう、行動しよう、と思った。

【物理面】

■新たに追加準備したもの

 

がある事柄のみ、抜粋して

書いてみたいと思います。

 

 

なお、

過去に、様々な地での災害を

実際に取材したという 

平井代表の話を聞きながら、

あくまで

私なり理解・解釈・記憶での

「超抜粋」ですので

実際の話ぶり・内容とは全く異なります。

ご了承ください。

 

 

【心に残った事:その1】

 

災害によって、大きく状況・問題が異なり

マニュアル化・対応を万全化する事は難しい。

官・行政に求めるシステム構築は

もちろんあるが、

例えば

現地の行政の人も被災していたり

熊本からは、

支援物資を1パッキンに1内容を

呼びかけるなど、過去の経験値を

ふまえたりの事例もあったが、

それでも大量な支援物資の仕分け

(不用品が送られてくるなど

支援とは言えない物資も含む)

・適材適所の配給など

現場が混乱を極める場面が多々頻発した。

 

そんな様々な状況の中、

「うまくいっていた」事例も、

もちろんあった。

 

●うまくいっていた例●

 

「臨機応変な対応・人の力」

 

システムなど何もないが、いわゆる

「隣近所」が全て

家族構成・ペットの飼育状況など

「知り合い」状態のところでは

自然とルールや協力体制が出来ていた。

(優先順位・ペットの居場所の確保など)

 

 SNSでは、

「うまくいっていない」状況のみが

どんどん拡散されていくが

(↑SNSを否定した言葉では

ありませんでした。)

実際の現場では様々な工夫が生まれていた。

 

*「工夫」の写真も数枚

見せていただきました。

ただ、

現在進行形で避難は続いており

 

プライバシーの問題と、

避難場所により、どうしても不公平は生じ、

無駄な軋轢をうまない為に

写真は(全て終わるまでは)

一切公開しない主義との事で

ここに載せられる資料等はありません。

 

 

【①に対して、私はこうする】

 

熊本市内は都会ですが

少し離れると小さな単位です。

地方は、

まぁどこもそういった感じでしょうが。

だからこそ、の

「うまくいっていた例」だとも思います。

 

都会ですと、近隣住人との関係性が

希薄ですので

難しい場面が多いかと思います。

 

展示会で提案されていたのは

「共助」

例えば、犬を散歩させていると

知り合いが出来る場面が多いので

コミュニティを作り共助出来る関係性を築く。

など。

我が家は猫ですので、散歩はありません。

友人とは助け合おうと話していますが

実際は、

日頃からの「猫」コミュニティ作りは

なかなか難しいと思います。

ですので、

何か起こった際に、

遠慮や人見知りでゴニョゴニョせず

「仕切りや」になるくらいの

気持ちで動こうと思いました。

 

少し話が飛びますが

救援物資で現場が混乱する中、

物流会社から手伝いに来た方が

それはそれは手際よく

仕分けを行ったそうです。

それぞれの「得意分野」の発揮も

災害という非常事態に

とても有効だと思います。

 

私は前職の中でとっても小規模ですが

会議の企画・進行・司会なども

行っていましたので

人見知りといえど、やる時はやります!?

 

もし、混乱する状況になった中

「もっとこうしたら?」

「私には、これが出来ます!」

など、思う事があれば、

もじもじ、ゴニョゴニョせず

口に出し、また、行動します。

 

 

 

【心に残った事・その2】

 

同行避難・同居避難

そして「避難」と一言で言っても

色々な事例が起りうる。

 

様々な状況は、

自分で判断すべき場面も

たくさん出てくるし

逆に、

自分ではどうにも出来ない事も出てくる。 

 

とにかくやっておくべきは

「備え」をしておく事。

自助努力で予め出来ることは

絶対にやっておくべき。

 

そして・・・・

重要ポイントは

「まずは人の安全を!」

動物の安全を守るには、

自分自身の安全を確保しなければ

ペットと共に災害を乗り越える事は出来ない。

 (よく、ペットを助けようとして・・・

など胸がふさがれるような話を

聞きますよね・・・)

 

 

【②に対して私はこう思った・こうした】

 

先ず、「思った」事。

今回、「行って良かった」と私が

一番思った事です。

 

やみくもに怯え

「しじみちゃんと絶対に離れない!」

「同行避難なんてありえない!

ペットひとまとめなんてヒドイ!

絶対同居避難じゃないと嫌!」

「何かあった時にしじみちゃんの

そばにいなかったらどうしたらいいの!?」

「しーたんに何かあったら私死んじゃう!」

非常に感情的に、ぐるぐるしていました。

 

ですが、

「避難」とヒトコトで言っても

一時避難なのか、避難所で生活なのか。

また、それらの期間・・・

本当に状況は様々であり

また、自己都合だけでは

どうにもならない事も当然ある。

「とにかく、ウチのしじみちゃんを

最優先にしてちょうだい!」

というわけには行きません。

調和が必要でしょう。

 

 

 

今後は

「何かあったらどうしよう・・・」

やみくもに怯えるのは止めます。

状況により

的確な判断を出来る冷静さを持とう、

臨機応変に行動しよう

とだけ、考える事にします。

 

 

ただいたずらに、不安がるのではなく、

また、何かを否定するのではなく

変わりにやるべきは

「備え」です。

私がしじみちゃんに出来ることは

それしかありません。

 

 本当に、本当に、そう思いました。

私は、私に出来る事をやれば良いのです。

 

 

次は「やった」事です。

いただいた資料を基に、

下記の内容を追加準備しました。

 

 

①しじみちゃん情報を

クラウドに保管しておく。

・・・「とっさ」に逃げた場合

携帯電話だけは持っていた、

という方が非常に多いそうです。

クラウドに保管しておけば

スマホから、もしくはパソコンから

自分の個人情報にアクセス出来ます。

 

私自身、

様々な情報をクラウドに保管していますが

(色々な控えやパスワードなど。

なお、パスワードはそのままではなく

自分なりに「暗号化」して保管します。)

しじみちゃん情報はやっていませんでした。

 

 

★1:しじみちゃんの保険番号

★2:しじみちゃんの健康診断結果

★3:しじみちゃんの現在の状況

 

*★3捕捉:

しじみちゃんと暮らし始めた当初は、

生活ノートをつけていました。

生活が安定したので、ここのところは

ずっとつけていませんでしたが

これを機会に今後はノートではなく、

下記に記入を再開し、記入後はPDFで保管し

何かあった際に、医師に近況を

速やかに話せるよう備えます。

(アワアワなりがちなので・・・)

 

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 ②「私は、行かないから良い」と思わない。

&「やむをえず、

離れてしまう場合の想定」

 

どうしても

自宅にいられない状況になり

「同居避難」が出来るのか。

その状況になってみないとわかりません。

「避難は車限定」と思っていても

無理かもしれません。

 

考えたくはありませんし

避けられる限り避けますが

「同行し」「別の場所にいて貰う」事も

あり得るかもしれません。

また、

「一緒にいても、ほんの少し目を離す」

という事も、もちろんないとはいえません。

近くで困っている人がいて

まさか

「あ、私は猫から目を離せないんで・・・」

は人として無理ですよね。

また、「多頭」で困っている方が

いたら、もちろん手助けもしたい。

 

 

なので、そういった状況の中を想定し、

とりあえずは2種類を作ってみました。

 

 

「厳しめバージョン」

主に、子供向けです。

避難所生活になり、動物は動物で

まとまった場合、子供さんが

「あ・猫ちゃーーん!」と

ケージを開けて逃がしてしまうなどの

場面もあったそうです。

まぁ、これは出来る限り

使いたくないバージョンですね。

 

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「お願いバージョン」

色々な状況が考えられますので

「まさか、そんな事はされないよね・・・」

という決めつけをしないように、と思って

お願いを作りました。

 

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 いずれも、

紙とマジックでその場で対応出来る内容です。

一応、自分の「気持ち」として

準備しておきました。

実際使う際は ペラ紙なので、

現地でダンボールなどに

貼り付けて使用します。

(*時間を追うごとにダンボールが

手に入りやすくなり、それぞれ創意工夫が

増していくそうです。 

簡単なものでは、猫のトイレなど)

 

 

なお、本当に「準備したい」のは

こちらです・・・・

leonimalshop.aisocial.jp

 

 

平井代表が監修をしている製品です。

「猫飼い」ならわかる、

素晴らしい出来ばえ・・・・

かゆい所に手が届きすぎですよぅ!

 

■「猫」を逃がす事は「お別れ」を

意味する事になる可能性が非常に高いです。

そういった、「逃がす」危険を伴う

「キャリーの開閉」を最小限に出来る工夫

 

■「メッシュ素材」と「隠せる」の

バランスの良さ!

しじみちゃんは、移動する際、

「自分で状況を見て確認したい」

タイプです。自分で外をよく観察しながら、

落ち着きを取り戻していきます。

 

「見る」「隠す」のバランスが素敵!

 

■中はあえての「白」。

猫で非常に多かったケガが「爪をはがす」

だそうです。異変に気付けるよう、

メディカルホワイトとして、中は「白」。

 

 

とにかく、工夫が盛りだくさんです!

いいなーーーー

いいなーーーー

 

48.600円。

48.600円。

48.600円。

48.600円・・・・・

 

「安く」はありませんが

納得・当然のお値段です。

欲っスィ~!

 

 

ですが、

今回のトークセッションで

「テント」も欲しくなっています。

日よけのレジャー用品は持っていますが

テントは持っていません。

 

う~ん・・・

無職の今、財力は当然0ですので

優先順位を良く検討してみます。

 

 

 

 ③代替え準備

 

代替えになるのかどうか・・・

いや、もう別物です。

(*´з`)

ペットキャリー・テント

「大物」は検討課題。

 

取り急ぎお安いこちらを買いました。

 

 

防風ネット。

ヨドバシカメラの通販で510円。

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こちらをこのように使います。

 

 非常に・・・チープ。

 

 

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なんじゃこりゃ?という感じですが

実際は、横を全て縫い合わせて

(ネットなので縫い合わせも簡単です)

口は後ろで巾着にし、完全に「袋」にして

「でっかい洗濯ネット」状態にして

使用するつもりです。

 

予め、でっかい洗濯ネット状に

しておこうかと思いましたが

このままの状態の方が汎用性が高いと

思うので買ったままの状態で

保管しておきます。

 

 

 

④迷子ポスター

 

考えたくもありませんし

作ろうか本当に迷いましたが

提案された「備える」の中に

写真の用意・迷子ポスターの準備が

ありました。

 

写真はクラウドに保管していますが

ポスター―・・・・

けれで、事前準備でやれる事はやっておく、

と決めた以上、こちらも準備しました。

 

*作りながら、非常に抵抗感を感じたのと

想像するだけで悲しくなってきたので

大きく「SAMPLE」と入れています。

 

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⑤その他色々

 

③の簡易ゲージの中に

入ってもらう際、やっぱり

ハーネスをつけたほうが良いのかな・・・

 

 

しじたん、ハーネス

つけてみる!?

 

 

 

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ナニソレ!知らないし!イヤだし!

 

 

 

そっかー。

私も一人でつけられる気がしない。

(*´з`)

とりあえず、慣れるのに

遊んでみよっか!?

 

しじみちゃんのお友達の

ゴザくんの力を借りつつ

レザーのリードを見せてみました。

 

 

 

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ん?

 

 

 

 

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ヒモじゃーーーーーん!

 

 

 

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こんな楽しいの隠してたの!?

 

 

 

 

リード、とりあえず

おもちゃになっています。

(^_-)-☆

 

 

 あ。

あとこちらも買いました。

 

 

SAWYER ソーヤー ミニ SP128 【日本正規品】

緊急時に水を安全に確保できます。

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なお、自宅内の対策の重要性も

当然、うったえられていました。

対策は大抵していますが

 

①少し家具の配置を見直し、

弱いと感じていた箇所を

強化できるように変更しました。

 

②台所の棚で、どうしても

開かないよう対策ができない棚が

あったのですが

気休め程度かもしれませんが

全てに滑り止めをひきました。

 

③【検討中】窓の飛散防止。

 フィルムが売ってあるんですね。

色々な種類が多く決められていません。

少なくとも1階の窓には

飛散防止対策を行うつもりでいます。

 

他、防災グッズは

細々したものを増やしました。

 

もうひとつ悩んでいるのは

「マイクロチップ」。

犬なら迷わず、なのですが・・・

 

 

なんだか、長くなりましたね・・・・

ここまで、私のゴニャゴニャに

長々お付き合いいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 ねー、しじみちゃん。

いっしょに逃げて、くれるかな!?

 

 

 

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いいとも!

 

 

 

うん、ありがと。

「しじみちゃん、一緒に逃げよう!」

一緒にいさえすれば、きっと大丈夫!


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