仲良くは出来ないしじのの。
猫だんごなどは見られませんが、でも家族の有り方のひとつとしてこんな形もあって良いんじゃないかな、と思っています。
さいしょのころ、しじみの怯えて暮らす姿を見ていて、悩んだり後悔めいた気持ちを1度も持たなかったというと嘘になります。もちろん、後悔というのは「ののこを家族にしたこと」ではありません。もっともっと複雑な表現できかねる感情です。
くっついたり互いに毛繕いしたり、仲良くしてくれたらもちろんそれはもう嬉しいですが、ののこを正式に家族に迎えて2年と3ヶ月ちょっと。少しづつの変化を心の底から嬉しいと感じらるこの感じは、うまい表現が見つかりませんが「得した」きぶんです。強がりにきこえないといいな。
これが私たち家族の形で、わたしたち夫婦はもちろんですがしじみもののこも幸せだと思います。しじののが喋れないのを良いことに勝手に断言します。笑
寝室のベッドの脇の猫ベッド、キャットタワーはすべてしじみのものでした。つい最近まで。
何度も書いたように、私としじみが一緒に寝室に向かい、ベッドの中でいちゃいちゃします。満足したしじみは、その日の気分で寝床を使い分け移動します。とりわけ、今年新調したベッドはお気に入りのようでした。
オレンジがしじみに似合うと思わない?
ところが、前も載せた写真ですがののこもこの寝床を気に入りました。
ののこの無地に柄物が良く似合います。
ののこは、さいしょはひとりぼっちで1階で寝ていました。その後は、しばらく間をおいてチーが連れてくるようになり、いつの間にかののこ自身でしじみが寝静まってから寝室にこっそり入って来るようになりました。
私としじみの反対側に置いた猫ベッドで眠るようになりました。
そして、ある時からしじみがオレンジの柄のベッドを使っていないとそこに収まるようになりました。
しじみは、夜でも部屋内で場所移動することがあり、怒るかと思いましたが、しじみはののこが使っていると、寝室内の別のベッドを使います。
これはしじみ専用だもん。
これがゴールかと思いましたが、違いました。
先日も写真を載せましたが、さいきんはしじみと私がいちゃいちゃしている間にソソソソっと部屋に入ってお気に入りの場所におさまるまでになったのです。
たまたまかとも思いましたがどうも定番化したようです。
しじみも、たまに少しウーウー言うもののさして気にならない様子です。
夜は暗くて撮れないので朝目覚めに撮った写真。
このベッドはののこがもーらい!です。かぁさまとしじみさんがよく見えるのです。
くろいこったらずーずーしいわ。まぁいいけど。
良い光景です。毎朝テンションがあがります。胸がときめきます。
そもそも、ののこは1階で気ままに寝ていたのかもしれません。「ひとりぼっち」なんて表現は猫を擬人化しすぎかもしれません。家族で寝室で朝を迎えたいというのは、私のひとりよがりだったかも。
でも、これが私たちのしじののへの愛情表現。
寝室のドアは開けはなっています。しじののはいつでも出入り自由です。(なんならまっしーだって。笑)ですが、しじののは朝まで部屋にいます。朝は皆で同じ部屋で迎えます。
うれしいから、あたらしの爪とぎをしじののにプレゼント。
かぁさまは、お買い物が好きですねぇ
今日書いたことは、いつも読んでいただいてる常連さん(というのか?)には、既視感があったかもしれませんが、違うんですちがうんです。ちょっとの変化の大きな大きな変化なんです。
しじののにとっては、押しつけがましかったかもしれないけど、いつの間にか形作ったこれが今の幸せのかたち。