毎回書いているけど早いなぁ。しじみの月命日、もう7回目だって。
今日はしじみへの未練を思い出と共に素直に書きます。
今年の最初はしじみと過ごしていたんですよね。これから姿としてのしじみと暮らせない事を信じたくないです。ひょっこりと帰って…は流石に無理だとわかっているけど、せめて夢に出てきてくれないかしら?実は未だに夢で会えていません。
けれど、先日久しぶりにしじみを感じた出来事がありました。妹、ともちゃんと行った温泉施設のデッキに寝転びぼんやりと夕暮れを眺めていたら、しじみが私の横で同じようにくつろいでいました。
ただの妄想と言われたらそれまでですが、常に出てきてくれるわけではありません。頭の中ではいつも一緒ですが、まるで触れているかのようにリアルに感じるのはなかなか貴重なので嬉しかったです。
前回はさ、一緒にディズニーでイッツアスモールワールド見たよね?
ふふ、そうそう。ある意味、今のしじみは自由です。
賢いしじみは、自分にかかわる色々な事を良く理解していました。そして、自分がいかに愛されているかも熟知していました。自分のひと鳴きで、どれほど私達が喜んで駆けつけるか、その効果を知っていました。ただ、あまりにも自信に満ち溢れていた為、テレワークの時はなかなかやっかいな一面もありました。
私は週に1回程度なので、主に集中して仕上げたい資料などをその日のタスクにしていますが、しじみはそんな事お構いなしです。自分よりも何かが優先されるのが我慢ならないのです。
自分にかけられる褒め言葉は大好きで、いつもとても満足そうにしていました。その為、特に用は無くても呼びかけていて「盛りナシ」で1日100回以上は名前を呼んでいました。だからその習慣は今でも残っていて日に何度も名前を呼んでしまいます。口癖の様な感じかな。
時にかわいい勘違いもありました。何かを見ていて「かわいい!」と言うと、しじみの事?と振り向くのです。
お姫様に恥をかかせてはいけないと、バレないように慌てて取り繕ったなぁ。
しじみ、愛しているよ。あなたほどの猫はどこにもいない。特別な私の愛しいこ。
信じられないけれど、もう姿としてのしじみに会えないのはなんとなく理解しつつあります。恋しくて恋しくて、なんと言うか、また違う喪失感にとらわれる日々です。
前回も書きましたが、こうした私の未練を、しじみはおそらく喜んでくれると思います。
しじみはとても愛情深い子でした。
しじみは率直に愛情を表現してくれました。
しじみは、私がこんなにも何かを愛せる人間だという事を初めて教えてくれました。…これを書きながら涙が止まらなくなってきたので感情が入り過ぎていますね。いつもなら読み返して削除するのですが、今回はこのままにしようと思います。
ところで、まだまだお花の種類が少ないですねぇー。時間さえあればお花屋さんを巡っていますがなかなか選べない事が多いです。
今回は、ハロウィンの可愛いブーケや黄色いバラと悩んでフエゴダーク(確かそんな名前)というお花を1輪選びました。菊の種類なのかな?
大輪で個性的な色がしじみに似合うと思いました。
最後に書き添えると、私は苦しんではいません。寂しくて恋しくて未練たらたらですし、正直苦しくて苦しくてたまらないけれど、「苦しみ」と表現するのはしじみに失礼な気もするから、まぁ強がりですね。しじみと出会えた事は私の自慢で幸せで宝物です。