しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

【記録2】しじみの葬儀の準備とその頃の気持ちについて



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しじみの最期を迎える為の準備は、「気持ち(心)」と「物(こと)」の2つがありました。今日はその事について書きます。

その前に一応。これは私の別れ方、見送り方、受け入れ方の記録です。おすすめ等の意図は全くなく、私個人の感覚的なものであり、他の人の見送り方に何か物申す事でも、物申される事でもありません。人それぞれです。その点だけどうかご留意いただきたいです。愛する家族を失った悲しみは皆同じです。

 

 

■「気持ち(心)」について。

最後に3週間程度、しじみがくれた時間のおかげで徐々に気持ちの準備期間というか覚悟の様なものも芽生えてきました。というと、なんだかしっかりしている感じですね。けれど、今だから思うのですが、あの頃の私はなけなしの気力を振り絞り仕事の様に俯瞰で見てタスク化する事でなんとか精神の均衡を保っていたのだと思います。

 

*****

余命を意識した時、1度完全に自分の感情を制御出来なくなった事で「その時」が来たら、ただただ激情に身を任せ泣き喚くのでは無く、しじみに向かい合い感謝を込めて見送るべきだと考える様になりました。

泣くのが悪いとは思いませんし、なかなか(というか全く)コントロール出来るものではないけれど、しじみが居ない世界を生きていても仕方ない、と思い詰める事は自分勝手過ぎるよね。思わず口にしてしまい何度かチーを困らせました。そもそも、そんな事を口にするのは私の主義に大きく反します。自分の世界に入り込むのではなく、家族として受け止め前を向きたい。何よりののこも居ます。

 

そこで、しじみの死期が迫る現実から目を背けたい一方、最後に私達にできる事として、最大限にしじみらしく見送り、そしておかえりなさいをしたいと考える様になりました。その為にはしじみを見送る時と、お骨になって帰宅するしじみのお帰りなさいの準備が必要です。

 

■おつかれさま、ありがとうの葬儀にむけて。そしておかえりなさいにむけての「物(こと)」。

*今回は葬儀に向けて準備した事を書きます。

●事前に準備したこと

①棺

これはもう、本当にどうすべきか頭を悩ませました。間に合わせの代替え品ではなくちゃんとした専用品が良いと考えました。

あれこれ悩んだ結果、段ボール製の棺を選びました。段ボール製はいくつかの種類がありましたが、上蓋がいわゆる普通の箱型だったり、余計な柄が入っていたりするのは気に入りませんでした。

選んだのは上蓋がカーブをえがいており、いわゆる段ボール箱とは異なる雰囲気で、半分が開閉可能。顔を見る事ができます。ごくごくシンプルで色は3色展開あり、防水シートなどもついてきました。

 

f:id:hiraryo0201:20240302163345j:image開けた状態

色はピンクと悩みましたが、当日どんな花が手配出来るかわからないのでどんな色にも合う白を選びました。

 

また、送る時は美しいしじみに似合う美しい花を準備しようと思いました。棺の中は可憐な花で埋め尽くし、蓋の上には華やかな花をスッキリと飾るイメージです。しじみの多面性の魅力を花で表現しようと決めました。

 

棺を事前に準備するのはかなり抵抗がありましたが、注文したが間に合わなかった、などのレビューを見かけたため、こっそり買って隠していました。結果、準備しておいて良かったです。後日チーから、その時は(事前に準備してあり)驚いたけれど、との前置き付きで感謝されました。

 

②見送り方のシミュレーション

火葬は直ぐで無く、1日は一緒に過ごしたい、その場合気温によりドライアイスの手配はどうするか、火葬はどこでするかなど、事前に調べておくべき事が色々ありました。

特に火葬については何となく第3希望までピックアップしていたのですが、これも本当に良かったです。

第1希望だったお寺は予約でいっぱいで第2希望のところで予約がとれました。

当初希望するお寺でしか考えて無かったのでそんな事もあるんだと驚きました。候補を考えて無ければ茫然自失の中、慌てる事になっていました。

 

なお、当日は気温がかなり低かったのでエアコンをつけず、家にあった保冷剤でしのぐ事が出来ました。(気温が高い場合に備えドライアイスの手配方法も考えていました)

 

 

③おかえりなさいについて考えたこと

これははっきりとは決めていませんでしたがお骨をどうするか?どう受けとめて暮らすか?などをぼんやりと考えました。しじみに合うものをきちんと整えたいとも思いました。

これらはさすがに事前に買いませんでしたが、あれこれめぼしはつけていました。

しじみのお骨と共に帰宅した後、一刻も早くしじみの居場所を整えたい気持ちに突き動かされたので、あれこれ見ていた事でチーと相談しながらしじみのイメージに合う物を一緒に選び、初七日には納得のいく形で整える事が出来ました。

またまた長くなったので、おかえりなさいの準備として揃えたものについてはまた後日。

 

明日は当日〜お別れについて書きます。

 

 

生前の愛らしいしじみを添えて。

f:id:hiraryo0201:20240303020326j:imageおさかな?


f:id:hiraryo0201:20240303020317j:imageどこ行くの?


f:id:hiraryo0201:20240303020323j:imageしじみ、かわいいでしょう?

 

かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいよ!しじみちゃん!

あなたとの別れが近づいてくるのを理解していたけど受け入れていたわけじゃない。あなたに会いたい。会いたいです。恋しくてたまらないよ。しじみ、愛しているよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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