私がいちばん飽きず（出来るだけ）欠かさず見ているテレビ番組は、テレビ東京のWBS（ワールドビジネスサテライト）でしょうか。
その中に「トレたま」というコーナーがあり未発売の商品の紹介があります。これから売り出すもの、まだ開発段階のもの、など色々あって楽しいコーナーです。
ごくごくたまに、ですがペット関連の商品の紹介もあります。
市場の猫用の商品はたまに、「ハ？危険じゃねーの！？」とイラつきを感じるような商品があり「・・・・・」となるものも少なくないです。（誤飲を誘発するおもちゃや、謎のアロマなど本当に勘弁して欲しい・・・）
「トレたま」では開発者がその思いを語りそれを見るのが楽しいのですが、実際に猫を飼っている方が必要と感じた世の中にない商品の開発なんて、気になるなという方が無理！！
当然、過去紹介された、私が見ていた限りの3商品は全て試しました。需要があるかわかりませんが、今日はそのおさらい？とその3商品目の感想を書き残してみたいと思います。
今のところ、一番のお気に入りはくどいくらい書いている「わんにゃん浄水器」。
紹介は2016年4月で、発売開始後すぐ購入しました。尿結石から守るペット用浄水器です。これのおかげかどうかは証明できませんが、今のところしじのの揃って泌尿器の病気にはかかった事がありません。
「いかに猫に水を飲ませるか」は猫の飼い主の課題のひとつと思いますが、こちらを導入し私は困ったことはありません。流水が好み、とか猫の好みとそぐわないかぎり個人的にはおすすめしたい商品です。
発売後数年たち、あまりメジャーな気はしませんが、どうなんだろう。私が猫の飼育雑誌を読まないから知らないだけで、メジャーなのかな？とにかく私は気に入っているので、ずっと発売して欲しい・・・・・。
続いては、今や人気商品の「猫じゃすり」。WBSでは、2017年2月に紹介されました。
当時、しじみとののこ距離が遠すぎて、ののこが不憫でこりゃもう絶対に欲しい！これで私がののこの「猫仲間」になるんだ！と鼻息も荒く発売を待ち望んでいましたが、結果は・・・・。うーーーーーん。残念ながらしじののにはささらず、結局メルカリで売ってしまいました。商品はうつくしく素敵だったんですけどね・・・。残念。
こちらは動画などではもう大人気ですし、猫の好みと使い方なのだと思います。「猫じゃすり」にケチをつける気は毛頭ございませんので・・・。
そして今回導入した「トレッタ」は2018年5月に紹介されました。
ざっくり書くと、専用のトイレにつけた「ねこ顔認識カメラ」で個体識別をおこない体重やおしっこの回数をアプリで知らせてくれる、というものです。
なぁにぃ～！！！すんげぇ！！買う！絶対発売されたら買う！！
と、鼻息を荒くして発売を待ちかねる事にしましたが時を同じくしてSHAPからもモニターできる猫トイレが発売されるという情報が・・・・。
開発中のハチたまの「トレッタ」
か
すでに発売されているシャープか。
見比べるほど混乱してきましたので下記一覧にまとめてみました。なお、我が家は２匹で3台のトイレ設置が必要なので3台での計算となります。
注）2018年秋ごろまとめたので情報が多少異なります。価格は税込みです。
見比べた結果、「トレッタ」の開発を待つことにしました。価格もですが、一番違うのは個体認識の方法ですね。
トレッタは、特許技術でもある「画像認識」が魅力です。SHARPの製品は個体識別バッジをつける必要がありそれがどうもね・・・・。
ただ、そこから今回、手に入るまでが長かったです！！！すぐ申し込みましたが、「開発中」だけあり不具合がでた、など納期も２転３転。でも、世の中にない商品ですからね。もちろん、イラだったりはしませんよ。都度、丁寧な案内が来て「頑張ってください！！！」と心で応援して楽しみに待ちました。
なお、現在も改良（開発）は続いており、上に載せた表は「toletta Premium」として今年の秋冬ごろ発売される予定で、今回私が導入したものは、「toletta Basic」として一部の機能がついていないものになります。
では、「トレッタ」の紹介です。
見かけは通常のシステムトイレと変わりませんが、体重を測定するらしいものや、カメラ。小さな事ですがコードをかじってしまう猫さん用にちゃんとカバーもついています。こんな細かい心配りが猫と暮らしている方の開発、って感じですね！
ちなみに、「スコップ」は付属していませんが、そもそも私は使わない（使い捨て手袋を使用）なので問題なし。
我が家ではペットシーツを一番下にワイドサイズを敷き、その上にレギュラーサイズを敷きます。漏れない限り、日々はレギュラーのみを取り替えるだけ。トレッタでもその方法で問題なく使えています。
カメラのアップ。なるほど、こんな風につくのね・・・・・。
2階には2台。場所はこれまで通りです。予想外だったのがライト。これ、24時間煌々とついています。正直、かなり戸惑いました・・・。猫の識別には不可欠なんだそうな・・・。
めっちゃ明るい！！
それと、私が四苦八苦したのはWi-Fiの設定。何をやってもどうにもうまくいかず、メールで問い合わせしましたが非常に対応は親切でした。ちなみに、スマホの設定をWi-Fiもモバイル通信も出来るようにしていたのがうまくいかなかった原因で、モバイル通信を切るとあっさり設定でき、結局自己解決できたんですけどね・・・。
ライトにおのののき、設定に四苦八苦していると、しじみがやってきました。
ちょっとちょっとぉ！しじみを抱っこしないで何してんのよ！？
通常、ののこしか使わないトイレもチェック。
なによあれ！
しじみの要望には答えたいですが、今回ばかりは設定が先。なんせ、トイレなので途中でほおりだすわけにもいきませんよ。なんとしてもやりとげなれけば・・・・。
座り込んで抗議。
しじみちゃん。「あたらし」大好きだもんね。今回はどうかな？
いいから下に行こうよ！！
いつもならベッドの上で待つしじみですが、今回は廊下で座り込み。それもそのはず・・・・・。
ひぃえぇ！！！！！！！トレッタ3個分の段ボール！！
いや、たたみながら1個1個設置すれば良いだけの話ですけどね。
これまで使っていたものと並べてみると、こんな感じです。大きさはほぼ変わりません。ちなみに、AC電源が必要なのでコンセントが必要です。我が家では、トイレのすぐ横に脱臭機を置いているので、そもそも電源が近くにあり設定場所はこれまで通りでOKです。
なんて写真を撮っていると・・・・
おぉ！！
なんの抵抗もなく、しじみが使い始めましたーーーーー！！
何ひとつ気にならなかったようです。さすがしじたん！
心配だったのは、ののこ。
ののこは、しじみのようの「あたらしもの好き」ではありませんし、カバー付きをずっと使っていたのでいきなりOPENになり、かつライト。。。。驚いて使わなかったらどうしよう。これまでのを置いたままにすべきかでもそれだったらいつまでも新しいのを使わないし・・・
先ずはトレッタだけにしました。まだしないまだしないと、いつどうするべきかドキドキと見守りましたが、結局ののこもスムーズに移行。ひとまず、導入はこれにて成功！！
そして使い始めて今日で2週間。数日は、トイレにやってくる猫の名前をトレッタに「教える」必要がありますが、数日後にはほぼ完ぺきに覚えました。
ただ、我が家は縞三毛と黒猫なので判別しやすいのですが、同じ被毛の柄だったらどうなのかな？？？
アプリでは、こんな感じで表示されます。
現状の「toletta Basic」では下記の内容が表示されます。
・トイレから出た日時
・前回のトイレからの経過時間（↑しじみは昨日、猫ドックに連れていったので10時間以上トイレの間隔があいています）
・体重
・トイレにいた時間
一覧ではこんな感じ。グラフにも切り替えられます。
トレッタのカメラがとらえたしじみの写真。かわいい～
●2週間使用しての感想●
☆良かった点☆
・なんといってもトイレの状況が可視化されるのは素晴らしい。導入して良かったです！！
実はこれにより、しじみのトイレの回数が多い事と体重が減少している事（3.8㌔）に気づき糖尿病を疑い猫ドックへの流れとなりました。
血液検査は半年に1度受けていますが、朝食を抜く必要がある猫ドックは少し悩んでいました。ですがそんな場合じゃないと吹っ切れました。
（通院に関しては今度ゆっくり書きます。）
トイレに関しては、ウンチを確認、ペットシーツにしみたおしっこの色やニオイの確認という事を日常行っていましたがさらに可視化されるのは安心です。
体重に関しても使ううち誤差が少なくなっているように思います。今後進化して、プレミアムになったらさらにとれる情報が増えるそうなので（おしっこの量など）楽しみですね。
☆これはどうかな？☆
・とにかくライトが煌々としているので、気になる方はダメかも・・・（猫ではなく人間が）。我が家は最初、これちょっと無理・・・と思いましたが慣れました。（寝室でも使っています）。
・これも「馴れ」ですがカメラの取り外しが加わった分、トイレ掃除が多少面倒。
・複数飼いの場合、似た猫であれば、どのくらい見分けられるのかが未知数。
・アプリがもう少し使いやすいといい。
とにかく「自分の猫」の管理がしたいので、他の情報は不要です。
1日何回トイレをしたか、などがリストをさかのぼるのではなく今日1日のしじみちゃん、的なまとめを自動でやってくれるか自分で記録が出来ると良い。（グラフだけではなく）
という感じでしょうか？
でも、私は導入して非常に満足しています！！システムトイレが前提ですし、いろいろ環境は選びますが、環境が合う方。管理したがり(？)の方であれば導入して後悔はないんじゃないかな？と思います～。おすすめです★
