しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

ここまでの経緯まとめと検査費用のことなど。



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今日は、しじみの異変に気づいた経緯のまとめと検査にかかった費用のことなどです。

 

 

 

 

そもそもしじみは数年前、完全に肥らせすぎてしまい、ダイエットにとりくみました。

目標通り体重が落ち着いたものの、その後、フードの量を変えたりしていないのに、体重がやたら減少するようになったのがしじみの体調に何か問題があるのではと気づいたきっかけです。

しじみは早食いによる嘔吐など日頃から嘔吐癖があり、嘔吐に関してはいつも判断に迷いました。

 

 

 

 

 

最初は猫に1番多く見られる腎臓を疑いました。

もともと水分を多くとるのでもしかしたらこれがよく言う多飲多尿の症状かと思ったのです。

ですがSDMA検査の結果は問題なし。

 

 

 

 

次は特にメスに多いという甲状腺機能亢進症を疑いT4の数値を検査しました。結果はやや高く、メルカゾールの服用を開始しました。

ただ、メルカゾールは残念ながらしじみの体質に全くあわず副作用がしじみを苦しめる結果となりやむなく休止しました。

(なお、T4の数値はやや高いで止まっており深刻な状態ではありません)

 

 

 

 

その後、嘔吐や体重減少から膵臓に問題があるのでは?と膵特異的リパーゼの数値を検査しました。

数値は基準値をやや超えており、ここでようやく、慢性膵炎を持っている状態であると判断しこちらの治療をメインで行っていく事を主治医と相談し決めました。

 

 

 

 

 

膵炎の治療薬(カモスタットメシル酸塩)はメルカゾールのように副作用はありませんでしたが朝晩の投薬をしじみが激しく嫌がりあの手この手で色々試しました。

 

 

 

 

 

結論としては、しじみの場合は「上手にのませる。そして1回でキメる」しかない、という事がわかりました。

 

 

 

 

 ●しじみの場合●

①投薬用のトリーツなどはキライ

②フードに混ぜたりごまかしたりは数回使えたが通じなくなった。

③大好物と一緒なら、と混ぜたり同時に与えると大嫌いになったり、せっかくの食欲を奪ったりとしじみにとってストレスを与えるだけの結果になる。

→今でも深く後悔しているのは、あんなに大好きだったクリスピーキッスなのに袋をみただけで、後ずさりするようになってしまいました。本当に申し訳無い事をしてしまいました。

④失敗(喉の奥にうまく落とせなかった)した場合はいさぎよく投薬をいったん諦める方が良い。

→1度投薬がバレると、なんとしても吐き出そうと延々と泡をふくまで頑張るのです。。。

 

 

 

 

 

話がそれましたが、投薬には苦心しながらもなんとか続け、嘔吐が続くときは短期間ステロイドや制吐剤などを使い体調を整え、慢性膵炎と付き合いつつ、甲状腺機能亢進症に関しては進行していないか経過をこまめに観察していきましょうと、しじみの治療方針を決め通院を続けました。

 

 

 

 

そんな中、強い不安を感じるようになりました。

理由は全く食べなくなる日があったのと嘔吐の激しさ。そして一番おかしいと感じたのは私達を避けるような様子をみせた事でした。

T4も膵特異的リパーゼも基準値外とはいえ、そんなに深刻な数値ではないのです。数値に現れない何かの可能性を考え主治医のススメで念のために超音波断層検査を受けたのが9月です。そこで「何か」が見つかり今回の検査へとつながりました。

(しじみの譲渡責任者である田辺アンニイさんにも相談し、1歩づつの検査ではなく一気に状態を確認できる詳細な検査を希望しました)

 

 

 

 

 腫瘍の可能性を考え、「どこの大学病院(検査施設)を紹介してもらうのがベストか」という事を考えましたが知見が全くないので、職場の研究者のつてを頼り相談すると

・腫瘍であれば麻布大学

・検査であれば日本動物高度医療センターも良いのではないか  

という話で主治医に相談し日程を確認してもらい、結果麻布大学より、10日ほど早く予約がとれた日本動物高度医療センターを紹介していただきました。

ちなみに腫瘍科で見てほしかったのでそれでも少し先の予約になりましたが、拘らなければもう少し早い予約も可能でした。

 

 

なお、予約は病院を通じてとなり直接予約はできません。紹介状の他、これまでの検査結果(画像などは主治医に準備していただきました)などの準備が必要となります。

 

 

 

 

過去の血液検査の結果を持参することを主治医に勧められたので(この1年で今の病院をかかりつけにしたのですがそれまでは病院ジプシーをしていました)、最新のコピーの他、体重の推移を含め検査結果を1枚にまとめたものを準備しました。担当医にしてみればしじみは初見なので、一覧にしておくとやはり話がしやすかったです。

 

 

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●当日の流れ●

予約の20分前には受付完了が必須です。

ほぼ時間通り呼ばれ、担当医にしじみの体調や様子を説明するなど問診後、タイムスケジュールの説明を受けます。まずはスクリーニング検査で3時間程度、結果をうけて再度担当医と面談し、CTスキャンをするとしたらさらに3時間~5時間程度という事でした。

 

 

 

 

 

今回もいつも通りしじみの体調管理表を持参しました。トレッタで可視化できるDATAの書き出しと日々の記録です。意外と言い忘れたりうまく伝えられなかったりするのと何より記憶が曖昧になりがちなので、私には通院時無くてはならないものです。

 

 

※いつもの通院には、前回の通院〜前日までの表を持参しますが、今回は7月からのものを全てもっていきました。

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スクリーニング検査は予定通り3時間程度でした。医師の説明は明朗かつ詳細にわかりやすい説明で理解しやすかったです。

治療を受けていないため、「腕」などはわかりませんが、画像診断も医師複数名で検討しての結果を伝えくれるのが(そういうものなのかも知れませんが)安心に感じました。

  「センター」といっても流れ作業的でもなく、動物・飼い主の双方への心情含め配慮を感じ、また納得できたので少なくともこちらのセンターで検査して良かったと思っています。

なお、検査結果に関してはかかりつけの病院と共有してもらえます。

 

 

 

 

 

さて。「日本一高い」とのうわさもある日本動物高度医療センターですが・・・・

今回の検査費は¥87,769(税込)でした。担当医の説明によると、CTスキャンをしていたら20万円は超えたそうです。

 ※かかる金額も都度明朗に説明があります。

 

 

 

 

正直30万は覚悟していたので拍子抜け・・・・ってじゅうぶんなかなかな金額ですけれど。笑

 実際手術になるとトータルお安め国産車が買えるのくらいの金額はかかるのかな、などと想像していましたが結果を考えると良かったとも言えないなんとも微妙な気持ちです。

 

 

 

 

【内訳】

・基本診察料  ¥5,000

・検査料    ¥23,790(血液検査など)

・画像診断料  ¥51,000(X線検査・超音波検査含む)

※実際はもっと(   )内、詳細な明細を受け取っています。

 

 

 

 

 

 

しじみのこれからですが、東洋医学も視野に入れ、緩和ケアなど色々検討しています。

奇跡を願いたいところですが、怪しげなものと判断が付きかねるものもあり、主治医に相談しながらすすめていこうと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

先日のテレワークの日。ボサボサ頭の私としじみ。
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ぶーたれ顔の甘えん坊姫、健在です。

 

 

 

 

 


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 ぶーたれ顔ですって!?

 

 

 

 

 

 

 

2日続けて病院・病気の話になりましたが、あまりそこだけにフォーカスしすぎずしじののと日常を楽しくそして大切に過ごします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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