2月6日追記
この日、とうとう感情が不安定に思いっきり傾き、通勤途中に涙が出そうになったのでブログを書いて気を紛らわせようとしたのを覚えています。結果、更新したことで余計に泣けてきて困りました。この日を境に感情のコントロールが難しくなってきました。
毎日しじみの体調にドキドキ。
好調は続いており、しじみはチーを支配しています。
1月26日火曜日。不調になり丸5日。トレッタの計測でとうとう体重が2.61㌔まで減ってしまいました。
通勤途中、強制給餌その他猫の闘病について書かれたブログを読み漁ってしまいます。強制給餌をどうしても嫌がる猫さんの話など読むと涙がこみ上げ、逆に嫌がらない猫さんの話を読めば妬ましくすらあり、完全に自分がダークモードに突入しかけているのを感じます。(もちろん妬む感情は一瞬で励まされてもいます。)
私が不慣れでしじみと息を合わせられていないだけなら良いけれど、シリンジを本当に嫌がるようだったらこの先どうしよう。
自分が悲しい、辛い、やりたい、ではなく、しじみにとって何がベストかを絶対優先にするのは意外と難しいものだな、とこういう時の自分の思考を俯瞰で見るように心がけると感じます。
火曜日は出勤だったので、ついついチーに細かく聞いてしまいます。降りてこない、食べない、が続き落胆していましたが、とうとう待ち望んでいたLINEが。
素直に嬉しいけれど、実際口にしたのはトータルで5gとウエットを少し。ぜんぜん足りません。ちなみにチーも強制給餌にチャレンジしてくれていました。シリンジの場所も何も言ってなかったので、どれほど心配しているのか痛いほど伝わります。
かかりつけ医が休診日なので、以前何度か通院した別の病院に行くことにしました。
その病院もとても評判が良いのですが予約制ではないため、人気のあまり5時間待った事があり通うのを断念した経緯があります。
そこで、強制給餌がどうだこうだがどうでも良くなるような、悪い方に事態が急展開しました。
しじみの様々なデータを持参し、点滴だけをお願いするつもりでしたが、院長先生曰く、膵炎の症状とは違う気がするとのこと。血液検査、レントゲン、超音波等々をすることになりました。
血液検査は甲状腺も、と言われたのですが土曜日に結果が出ると伝え、また数値に関しては後日共有することにしました。
結果、数日前の血液検査同様ほぼ全て基準値だったのですが、先生の判断で追加した検査、炎症があると上昇するSAA(血清アミロイドA)の数値が参考基準範囲〜5.49を大きく跳ね上がる47.94。
そして、レントゲンに気になるもやもやが写り、超音波には大きな影が。
目の前が暗転したような、もう、何も目に入らないような。実は記憶が飛び飛びです。
端的に書くと生検をとり、手術を勧められました。
高度医療センターでの見解も拙いながら伝えましたが、おそらく出来るだろうと思うとの答え。
※実はこの会話はもっと入り組んでいたのですが、気が動転しすぎて間違って記憶している可能性があるので割愛します。
この時の気持ちをどう説明したら良いのでしょうか。どう、状況を理解すれば良いの?高度医療センターの画像診断結果と同じ場所なのかそれとも違うのか。
いったい何が起こっているんだ?
高度医療センターを疑っている、という意味ではありません。(というか疑い様がない。最新の医療機器での診断ですから)何か不運が重なったのでしょうか?
大切な大切な大切な大切なしじみちゃんの何を見逃したのか何を間違ったのか、いったい何が起こっているのか受け入れ難い。
・・・・受け入れ難い。本当に受け入れ難いけれど、自分の判断含め何も責めたくはないです。当時子供すぎて、何も出来なかったのですが、母親の死を何十年もあの時ああだったら、と繰り返し繰り返し繰り返し悔やみました。今も悔んでしまいます。助かる道はなかったのか、もっと病床の母親にしてあげられる事はなかったのか、と。
悔やんでも仕方ないことは仕方ないんです。骨身にしみて、わかっています。だからこそ、後悔のないように1日1日を大切にしないといけませんね。あくまで理想では。
とはいえ今、私の精神は時にふわふわと、時にジェットコースターのようにアップダウンを繰り返し分離している状態です。
出勤中は、気持ちが不安定になるものの職場でも在宅でも仕事は普通に出来ています。
ふと、不安に慄き、泣き喚きそうになる時もありますし、絶対絶対助ける、と強い気持ちで、普通に笑ったり喋ったりする事も出来ます。また、しじみちゃんが助からないわけないじゃん!とやたらハイになったり。
私の話が長くなりました。
話が前後します。
なんだかんだいっちょ前の事を書きましたが、恥ずかしながら、前述しました様にこの日の通院では汗が止まらなくなり思考も停止し、先生への説明もおぼつかなくなってしまいました。
先生からこれまでの経緯、治療など質問を重ねられたのですが、全て頭に叩き込まれているしじみの経緯が全く思い出せず、終始おどおどし、言葉につまり、話があちこちに飛び全く筋道立てて説明する事が出来ませんでした。
チーが話をひきとって説明や質問を重ねてくれたから良かったものの、私1人だったら様子のおかしなおばさんになるところでした。
ここから先は、私達夫婦は様々な選択や決断に迫られます。
情けないですが、ここから先の判断をする為の先生方との対話は、チーに任せたいと考えています。
ポツリ、ポツリとチーが発する言葉かしじみへの愛に満ちていてとても救われています。
そうだよね、私達はしじみを軽んじた事はなかった。後回しにした事も、手間を惜しんだ事もなかった。
話し合ったわけではありませんが、あえて2人共悲観的な話は避けています。出来るだけ前向きにこれから出来るあれこれを話しています。
頭の中はそれぞれしじみ1色ですが、食事をとり、テレビを見て、おかしければ笑い、しじみを気にかけ、ののこを愛でています。
なお、良かった点は、点滴の効果かしじみが少し復調し食欲が戻ったこと。
時間帯によっては前の様に甘えてくる事も。
チーのお膝、だいすきだもんね。
まだ、何も決断していないので、今出来る事は、しじみが少しでも楽に、しじみの希望のサインを見逃さず、出来ることは全て叶えたい。
病院での計測でもトレッタとそう誤差なく体重はたったの2.62㎏。浮き出た骨に胸が締め付けられます。
しじみ、愛しているよ。私の大切な大切なお姫様。