ゲンキンなものですが今となっては2回目のしじみの通院は「楽しかった」と言いたいくらい。
すっかり通院慣れしたしじみは、怖がったり嫌がったりすることもなく通院時外の風景を楽しむくらいなのですが、さすがにキャリーに入れる時「ニャン」程度の抗議の声はあげます。
でも、2月19日(金)の通院の際は違いました。抱き上げてもぐんにゃりと力を入れずキャリーに入れてもしんと静か。本当に恐ろしかったです。
ですが、いざ車が走り出すと、外に興味を示し覗こうとしました。嬉しかったなぁ。
病院で受付をすませ、車の中で待機。いつもはキャリーに少し隙間をつくり、手を伸ばして撫でるのですが、しじみは動く気力も力も弱まっていたので少しキャリーの蓋を開けてみました。
※一応書き添えます。多少なりとも元気であればもちろん閉ざされた車の中とはいえこんな事はしません。猫の行動や体の柔らかさは予測できませんし、感染リスクを考えると靴など土足部分には絶対触れさせたくないです。何より、車内は色々隙間があるのでするりと入り込まれたらやっかいなのは承知しています。
久しぶりにみるこんな表情。
ちょっとドキドキの表情
でも、ワクワクもしているね
しばらく観察させたあと、もう戻ろうねと蓋を閉めると抵抗もせず大人しく戻ります。でもまだ外に興味を持っている様子でした。
この時はまだ病理検査の結果を聞く前で、なんともいえない気持ちで弱々しかったしじみが久しぶりに楽し気な様子なのを見つめました。
正直、しじみにあと何回こんな機会があるのかと思いチーが車外に出た隙にしじみにちょっと冒険をさせてみました。
さぁいでよ!しーちゃん!!
ゆっくりとあたりを見回します。車内で完全に外に出るのは初めての経験。
おぉ!しじみの大冒険の始まりです。
ゆっくり、ゆっくり探検。
わくわく、どきどき。楽しいかい?
ほんの数十秒でゴールに到着!ひざにおいていたキャリーを運転席に置き、ここだよ、と伝えると自分からにゅるりと入りました。短い冒険の旅、完了!
はぁもう、うれしいし、賢くていいこで自慢だし、かわいいし、とくべつだし、しじみはさいこうなんだから!!どんな褒め言葉も足りないんだから!!
良い子でキャリーに戻ったものの楽しかったらしいのと、チーが戻ってきてサポート人員が増えたので、また冒険にチャレンジ!今度はしじみも大胆になり後部座席を目指そうとしましたが、それはだめよとあっさり阻止。
けちーーーーーー
でも「ダメよ」は理解したのかその後はキャリーの中から出る事なくお外の景色を楽しんでいました。
この後、病理検査の結果を聞いた後は超音波検査のため、2時間ほどしじみを預けました。膵液の経過は気になるものの、最悪の事態は免れているのは確実で待ち時間も明るい気持ちでした。
前回はほぼ1日、車の中に閉じこもってじっとしていましたがランチを外で楽しむ事にしました。まだ咲ききっていない桜が、これまで見たどんな満開の桜よりいちばん美しく見えたか言うまでもありません。
さすがにお酒は飲みませんがスシローで祝杯。ランチとは思えぬほど食べまくりました。
完全に調子にのってデザートまで食べちゃいました。もうお腹パンクしそう。
帰宅後も調子がよさそうでひとまずホッ。
でも、今後は健やかなるときも病める時も変わらず落ち着いてしじみを見守り最善を尽くします。
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