時系列をどうまとめたら良いかちょっとわからず今日の日記はいつも以上にうだうだ長いです。ののこの事です。
ずっと書き続けましたが2021年9月から1年かけて、猫としてはかなり珍しい血小板減少症の治療をしました。
そもそもは鼻血で気づいたものの、ののこ自身は特に苦しそうな様子も無く投薬を嫌がった以外はごくごく平穏に暮らしていました。
現在は一応完治していますが再発の可能性があるので定期的に検診を受けています。
元野良ちゃんあるある、猫風邪もしくは慢性鼻炎もあります。これは何度となく通院しましたが、猫風邪は完治が難しいそうです。
特に冬は鼻詰まりが酷く近年悪化しているように感じ、見ているこちらが息苦しくなります…。
頼みのネブライザー 治療もだんだん効果が薄くなってきました。
この悪化で疑っているのは口腔内環境との因果関係です。
ののこは歯槽膿漏もあり、1度麻酔をかけてスケーリングと1本抜歯をしています。当然、歯磨きを勧められましたが口を触られるのを嫌がるのでなかなか実行出来ていません。
麻布大学に通っていた際にも歯槽膿漏を指摘され、歯科を得意とする病院での治療を勧められていました。
もちろん治療を受けるつもりでしたが、ここならとお勧めされた病院は埼玉の上尾なんですよね。
その時は行きます!と答えたものの、よくよく考えたら猫を連れて通院するにはあまりにも長距離移動すぎます。
迷っていると、気づけば半年ののこは再発しておらず(祝)治療&手術するには絶好のタイミングです。
抜歯手術が必要になるなら1歳でも若く元気なうちに済ませたいです。
本腰を入れてググりまくり、東京でも少ない歯科を得意とする病院を3カ所絞り込み、さらに散々悩んだ末そのうちの1軒に決め予約を取りました。
(これは先日も書きました)予約後かかりつけの病院で受けた血液検査でよろしくない結果が出てしまいました。
ただ、担当医とは口腔内に起因する可能性もあるかなと話してもいました。この時点ではもちろん心配ながらも楽観的な気持ちが強かったです。
ところが、日帰り旅から帰りトイレをチェックすると血尿らしき痕跡が!!!うそ!!!
ただ確信できず再度翌日シートを見るとやはり血尿らしき跡。もうたまらん…。
ののこは1日1〜2回しか用を足さないので、採尿するためにトイレ内にラップを敷き準備しましたが、なかなかチャンスが訪れません。
食欲もありいつも通りですが、不安ばかりが募ります。
いつも通りの、ののこちゃん
いつも通りなのはうれしい反面、もしもを想像すると居ても立っても居られない気持ちに。
ふんふんふんふーん🎵
新しく通院する病院なので、伝え漏れが無いよう、これまでの病歴などの簡単なメモを作成している間も横にぺったり寄り添うののこ。勝手に色々悪く考え泣けてきます…。
しじみが私の家族でありアイドルだとしたら、ののこは肉親の様な感じで私が産んだ娘の様に妄想している存在です。娘なのでなんなら私より長生きして欲しい。(妄想ですよ)
メモと血液検査のコピーなどを持参します。
話が逸れますがこうしたメモを作成する時、ののこはトレッタを継続して使用しているので、トイレなど近況を伝えるのにアプリに表示されるグラフを添付出来るのがとても良いです。
また、今回の様に採尿する際、トイレを使うと通知が来るので絶対見逃さずに済みます。
なお血尿ですが2回続けて写真の様に薄黒い尿でしたが、採尿した日(通院当日)はいつも通り濃い黄色の尿に戻りました。ん?
ラップに溜まった尿をスポイトで吸ってSeriaで買ったタレ瓶に入れます。この日はいつも通りの尿の色
さて、いよいよどきどきの通院です。悩みに悩んで選んだ病院(くどい)で自分の選択がどうなのか不安です。
時間が読めないので早く家を出過ぎて結果、1時間近く待つ事になりました。
ののこは譲渡される際に「犬が嫌い」と聞いています。待合室はワンちゃんだらけ、かつののこの隣のワンちゃんはずっと吠え続けています。ただ気温が高いので車で待つというのもな…。
血尿が出たのもあり、ののこのストレスを思うとジリジリと呼ばれるのを待ちました。
予約時間通り、初めましての先生(院長先生でした)と対面し結果、私達は唖然とする事になります。
まず持参したメモを元に要望などを説明します。その後、ののこをキャリーから出すと先生(男性)が大変な病気になったねー良く頑張ったねーと抱きながら話しかけて診察台にそっと乗せると、なんとリラックスモードでいきなりくつろぎ始めました。
ののこは病院でもおとなしい為、過去全ての獣医師さんになんて診察しやすいんだ!と感心され褒めそやされます。
とはいえ、家とは違い固まって耐えている感じです。
そんなののこの超リラックスモードに先生も驚きましたが、私達も驚き思わずチーと顔を見合わせました。え?のんちゃんどした?
先生の触診後、今後について話す間も先生の手にすりすりして「え?か、かわいいねぇ♡」と褒められていました。
正直、ののこにこんな愛嬌があったとは本当に驚きです。
私のとなりにいる時みたい
ののこ、褒められました
何だかもう色々な感情でぐちゃぐちゃしていたので、ののこの様子に私も安堵し落ち着いて先生の話を聞いたり質問する事が出来ました。
ものすごく前置きが長くなりましたが、歯科治療について。
院長先生の説明は、ののこの病歴や直近の血液検査を考慮した見解や方針がとても理解しやすく選択は間違いで無かったと感じたので、検討ではなく検査〜手術までをお任せする事にしました。
これから、改めて事前にいくつかの検査を受けて可能であれば手術〜術後検診の流れです。
血尿については膀胱炎で間違いないだろうとの事でこれはかかりつけ医に相談します。
落ち着かない気持ちである事に変わりはありませんがとりあえず第一関門は突破しました。
それにしても、のんちゃん、何だったんだろう?しじみが私の妹ともちゃんをやたら好きな様に、よほど先生とフィーリングがあったのでしょうか?本当に不思議です。