ののこは骨髄検査を金曜日に受けました。「猫 骨髄検査」で検索すると、「痛み」も当然のように検索ワードにあがり、読み漁ると申し訳なくて泣きたくなるくらいののこにとっては負担の大きい検査です。
しじみが肺の一部切除という検査手術のため、しじみの方が大変そうに感じますが、比べようがないまた違う角度のリスクと負担を伴った検査でした。
もともと麻布大学附属動物病院は腫瘍に強いと言われているらしく(WEB検索ではなく私の個人的リサーチ)、しじみの通院(腫瘍科)を決めたのですが、ののこは内科です。
内科に強いという他の選択肢(大学病院)も考えたのですが、通院効率を考え麻布大学にしました。
この事が良かったのかどうなのかずっと不安だったのですが、結論としては、良かったと思っています。
あらかじめ在籍医師のプロフィールを読んで、この先生だと良いな、と思っていた先生が主治医で先ず安心したのと、
麻布大学はルートを確認しながら検査を進めることが出来る(おそらくスコープ的な。確実ではありません)そうで、比較的安全に骨髄検査が行えるそうです。
私にとって、獣医師の腕はもう当然として、飼い主にきちんと理解出来る様に説明いただけるという事もとても重要です。
その点、麻布大学でお世話になっている両先生共、とても丁寧でわかりやすく説明いただけます。
腫瘍科の先生は、前にも書いたように事前にイラスト付きでレポート用紙に
・現在の状況
・考えられるリスク
・今後の治療(検査)方針
・将来的な考え
などを書いて準備のうえ、説明後渡していただけます。
内科の先生は、上記と同内容を説明しながらその場でかちゃかちゃと入力し印刷して渡していただけます。
その為メモをとる必要はなく、集中して先生の話を聞く事が出来、また説明を受けた後、それを見ながら不安な点や相談をする事ができます。
不安だらけの中、とりあえず、先生の話や考えをキチンと漏れる事なく確認できる、また、読み返す事が出来るというのは非常に心強いです。
今回の通院はチー1人だったのですが、先生が許可してくださったそうで説明を全て録音してきていました。
ののこの検査前、検査。しじみの退院。それぞれ30分前後総録音時間約1時間30分。
おかげで、私もその場で説明を聞いているかのような臨場感を持つ事ができました。
なお、その再生時間にはちょいちょいチーが挟む横道話も。(営業職だけあって意外と私よりコミュ力があります)
食べないしじみを退院させるメリットの話の中で、「かみさんの精神衛生上も良い。どうしようもなく不安らしく、今、家の中がピカピカになっている」と言うような事を先生に伝えていました。笑
前置きがとても長くなりましたが、検査結果が出るのはまだ先ですが、ののこ、おそらく考えうる限りでは1番良い結論を導けそうとの事です。
猫としてはとても稀な症例らしく、検査結果前ですが、先生の見立てのもと今、投薬による治療を開始し、経過を観察します。(詳しくは確定してから書こうと思います)
帰宅直後の、ののこ。光の問題ではなく瞳孔がひらいています。
触られるのも嫌そうだったので、少しそっとしておいてまたしばらくして部屋を覗くと。。。
ケージの上にあがろうか悩んでいる様子でした。迷いましたが抱き上げて上にあげました。
食事は全くとろうとせず、22時以降、ようやく降りてきましたが、まだ麻酔が覚めきっていないのか、瞳孔が開いたままで少し様子がおかしいです。
手も痛々しいですね。これと左のお尻近くが大きく毛刈りされています。
頼みのちゅーるも半分ほど舐めて、また和室に逃げ帰りました。
翌朝、私としじみが起き出した8時過ぎ、自主的に降りてきてくれました!表情も少し落ち着いています。
ですが、依然として食事をとろうとせず引きこもっているので迷った末、抱き上げてソファーに連れてきました。
抱き上げる時は嫌がりましたが、落ち着いてくれて、私の手からようやく食事をとってくれました。
とはいえ基本的にはケージに引きこもって過ごしています。痛いのかな。。。
数時間毎に呼吸確認しながらそっとしています。
ののこちゃん、とても、とてもがんばりました。
我が家のしじののちゃんには、もう一生頭が上がりません。