しじみの小部屋

猫と人の暮らしのblogです。

私的保存版⑦しじみの体調不良について振り返り記録。通院。1月30日



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2月9日追記

 この日の通院でいろいろ頭の中の整理がつきました。すっかり意気消沈し、もう病院での説明は出来ないと恐怖心すらありましたが、これまで通り先生と話す事が出来ました。事前に電話相談したいた事もとても良かったと思います。

 

冷静ではいられない大切な家族の一大事対し、自分の考えなどをまとめておいた事は私にとってすごく助けになりました。ブログを書いていて良かった、と思いました。今こうして振り返っても書き残していなければ記憶が曖昧だったり飛んだままになっていたと思います。

 

この日の事は後日もしかすると何度も読み返すような気がしています。他の人が読んでも「?」と思われそうですが私にとってはとても大切な内容で、未来の私への手紙のようでもあります。

 

 

 

1月30日土曜日。

前日の夜の写真です。しじみは検査に備え食事を抜く必要があります。予約は10時だったので、5〜6時間空けなければならない為、深夜〜明け方は食べてくれそうな限り与えました。

今のしじみが食べてくれるチャンスは逃したくないです。

 

 

夜食の準備をしているとののこがちょこんと待っており、器を置くとののこが覗いていたのにしじみが駆けつけて割って入りました。笑

 

 

夜食が欲しくてずっと待っていたのに、割り込んだしじみをぼーーーっと見ているだけの、ののこ。

てゆーか、なにその割り込み方。ほんと、がめついなぁ。

 

 

 

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迫力負けしたののこには、別場所でちゃんと食べて貰いましたよ。

しじみちゃん、食べています。なんと8g完食!!!

 


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ご満悦のしじみと一緒に寝室に向かうと、ちょっと「うっぷ」という感じでえ?あげすぎた?嘔吐?と焦りましたが満腹のゲップのようなものだったのかそのまま甘えてきてくれましたよ。

 

 

土曜日の朝、目覚めてすぐどきどきして横を見るとしじみ。おかげで?このところものすごく目覚めがよくなりました。全然嬉しくない習慣ですが。

 

 


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チーに聞くと、夜明けにはチーを起こしごはんをねだり、ベッドでいちゃいちゃしたそうです。

本格的に復調したと思ってもいいの?

 

 

キャリーでもすこぶるご機嫌が良さそうで、窓の外を興味津々で眺めています。キャリーから出して見せてあげたいですが、さすがに安全性の面からそれは無理ね。

 

病院では前日に電話で話した事含めて、あれこれ胸の内を全て相談しました。

担当医はとても真剣にひとつひとつ答えてくれると共に、落ち着いてしっかり確認したいから超音波は診察の合間ではなく、昼にじっくり診させて欲しい、院長とも相談をしたいと申し出がありしじみを夕方まで預ける事にしました。

 

 

結論は出来るだけ簡潔にします。

 

 

①甲状腺の数値

基準値0.8〜4.7のところ、7.3。これまではギリギリ高い程度でグレーゾーンだったのが大きくうわまっている。

→実際、しじみの症状は多飲多尿、食べているのに体重減少など色々当てはまります

 

 

②嚢胞について

前回23.8㎜×35.1㎜

今回28.4㎜×50.4㎜

短期間で大きくなっている。

※別の場所に出来たというわけではない。

胃を圧迫しており、このまま大きくなり続けると他の臓器を圧迫する可能性もある。

レントゲンや超音波ではわかる情報に限りがあり、詳しく調べるにはCTスキャンを撮る、また、生検で調べなければこれ以上の診断は難しい。

ただし、しじみちゃんの年齢を考えると麻酔にはリスクを伴う。高度医療センターの検討結果同様、リスクをとって「結果、何も出来ない」という確証を得るだけになる可能性も大きい。

 

 

ただ、ここでCTなど一歩進んで検査をする事で、もしかしたら何らか外科的処置の可能性も0ではないし、出来なかったとしてもこのまま対症療法で、という治療方針に(気持ちの面でも)納得かつ集中する事ができる。

 

 

しじみの他の臓器は、血液検査同様、レントゲン、超音波で見ても非常に綺麗なんだそうです。なのに、なんでそんなやっかいな場所に嚢胞(もしくは腫瘍)が・・・

 

 

前回、高度医療センターでの画像診断の結果を受け、血管も絡み合い難しい場所であり悩み抜いて「リスクはとらない」という選択をしましたが、今回短期間でこんなにも肥大化しているとなると話は別です。

付き合うも付き合わないも、もしこのままどんどん大きくなっていったら、他の臓器を圧迫してしまうかもしれない。

全身麻酔も(そして、しじみの場合は位置的に生検も)リスクなら、このまま見守るのもリスク。

 

 

 

ハイリスク、ノーリターンの可能性がやはり正直大きく、飼い主の「出来る事は全てやった」の自己満足のため、が大きいかもしれません。

けれど、私たちの顔を見るなりにゃおにゃお騒ぎ、ここから出してと訴える可愛いしじみ。

検査後、ごはんをだすとボリボリ食べたという図太いしじみ。

2回目の点滴後から調子を取り戻し、食欲全開、元気でごきげんのしじみ。

 

 

・・・リスクをとってもしじみに出来る事の可能性を探らずにはいられません。

 

 

担当医からは予約が比較的とりやすく、前回も検査を受けて事情がわかっている高度医療センターを、との勧めでしたが、デジャヴの様に今回の流れを繰り返す様な事になりそうなのと、本当にこれが最後の賭けの様な大切な検査でもあるので、どこに転院(というのか?)するのか数日検討する事にしました。

※チーの希望も大きいです。その場で、院長先生に「今回のしじみの症状におすすめの大学病院」も確認してもらいました。

 

 

 

なお、今回の結果はもちろん辛いものですが、現実逃避なのかなんなのか意外と落ち着いています。(あくまで現時点では)

担当医と話して覚悟が出来たというか・・・

 

 

 

担当医とは、7月の最初の体調不良の通院からしじみの日々の体調の様子、体重、便、トイレの回数、尿量、食事の量。私がとれる、全てのデータを共有しています。

通院の都度、過去のデータ、持参したデータと、検査の結果などを照らし合わせ、治療方針を決めてきました。

高度医療センターの診断を受け、原則は対症療法をとりつつ、担当医からの申し出で3ヶ月に1度程度嚢胞の経過を観察。状態により必要な血液検査を組み合わせる事にしていました。

 

 

今回の超音波検査も、体調を崩したからではなく1ヶ月前から予定していました。もちろん、甲状腺の数値の検査も。

 

 

そう。たしかにしじみはこのところ、ずっと体調は良かったのです。嚢胞がなくなる事は願えなくても対症療法でQOLは保てていたのです。

 

 

ただ、悲しい事に急激に体調を崩してしまい、予定外の点滴や、他の病院での診察(検査や診断は適切でした。私がパニックになってうまく意思疎通は測れませんでしたが)、何よりも衰弱していくしじみを見てこれまでの選択など全てに何か間違いがあったのかと混乱しました。

 

 

が、担当医と改めて話し、色々、なんというか、納得しています。

 

 

 

車で30分かかるのと夜間診療がないので、担当医とも話し、今後、確実に必要になるであろう点滴や万一に関しては、先日かかった近所の病院を頼る事にしました。

 

 

点滴は、自宅でも出来る様に今後指導を受ける予定です。

 

 

 

なお、トイレを1日我慢していて画像診断でも膀胱におしっこが溜まっていたしじみは帰宅後すぐにトイレに駆け込みました。我慢してたのねぇ。笑

 

 

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はぁー、漏らしちゃうところだったわ!

 

 

 

ごめんね。診察がんばりました。えらいね。本当に誇らしいよ。

 

 

その後旺盛な食欲でこちらが戸惑うほど。少しづつ出すと、もっとちょうだいもっと食べたいとねだり、2時間くらいの間になんと30g、パウチ1袋完食。

病院でもすでに13gも食べているのに。

30gと言えばこれまでほぼ1日がかりで食べていた量です。

甲状腺機能亢進症の症状のひとつだとしても、しじみが元気で食べてくれる姿をみるのは幸せです。

 

 

 

出来る事は全て、する。

それが夫婦で決めた選択肢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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