朝9時30分にしじみを病院に預けて、検査予定の今日。
検査の為に朝食を抜く必要があり、お腹を空かせたしじみがまだ起きないのかなーと様子を伺っているのを気づかぬふりをしてやり過ごしました。
ごめんね。しーちゃん。
布団から出ると知らぬふりがツラいのでぎりぎりまで寝ているフリを続けます。フリのつもりが少しうとうとしたり、目が覚めて素知らぬふりで寝返りをうったりと、毎度の事ながらしんどいです。
やっと8時。ついしじみを伺うとばっちり目が合いました。
アナタ、やっと起きたの?
しじみは優しいから許してあげるわ。さ、朝ごはんよ!
うっ。こりゃまずい。
そこから30分、ブランケットをかけたり話しかけたり。
解せぬ雰囲気のしじみを無視してほめそやし時間が過ぎるのをひたすら待ちます。本当は8時30分まで知らぬふりでベッドで過ごし30分で支度して出発予定でした。
なんのフェイントよこれ
あーあ、チーを叩いてみよっかな
食いしん坊のしーちゃんの食事抜きはほんとうにかわいそう。
賢いしじみとはいえ、検査だからご飯抜きね、は流石に理解出来ません。そして、しじみは今日も検査を良い子で頑張りました。えらい子です。
▪︎今回の結果▪︎
❶肺腺癌→担当の先生、院長先生それぞれ確認して転移なし◎
❷膵嚢胞→依然大きなまま胃を圧迫×
❸肝臓→新たな不安要素。嚢胞が大きくなっている×
❹甲状腺数値→高いまま×
❺腸→問題なし◎
いちばんの恐怖である肺腺癌の肺内の転移は見られなかったものの、不安要素がまだまだ大いにあるという結果でした。
▪︎今後▪︎
❷膵嚢胞
このまま肥大し胃を強く圧迫すると、しじみのQOLに関わる可能性があります。ですが、中に溜まったものを抜く事は万一漏れた場合周囲の組織を溶かす為リスクを伴います。
❸肝臓の嚢胞
あまり考えたくありませんが肺からの肝臓への転移、もしくは肝臓に新たな癌の可能性も0ではないとの事。(もちろんなんでもない可能性も)また、穿刺が難しい場所にあり組織検査の場合、肺の時同様開腹が必要になるかも知れません。(確定ではない)
❷❸に関しては月内に再度、膵臓と肝臓の嚢胞の大きさを確認し、今後については麻布大学の主治医と相談し決めていきます。リスクと攻めの治療と。バランスが難しいですね…。
❹甲状腺機能亢進症
内科的治療が難しいしじみの場合、外科的処置(手術)についてどうするかそろそろ考える時期にきていそうです。
必要であれば手術を選択する前提でいますが、他の症状・しじみの体力と併せてこれも相談となります。
腸に問題がなかったものの下痢は続いているため、下記の内容でまずは次の経過確認まで自宅で様子を見ます。
✔︎プロナミドは一旦ストップ
✔︎抗がん剤もまだ再開しない
✔︎フードをヒルズの腸内バイオームに切り替え様子を見てみる
✔︎今後また入院が必要になる可能性もあり体重を増やしておきたい(基礎体力をつけておきたい)のであと5gでも多く食べさせる(吐かないように)
以上が、今日かかりつけの病院で担当医の先生から説明を受けた内容です。
気持ちが沈んでいないと言ったら嘘になりますが超早期で肺腺癌を発見できたしじみの運を信じて、どんな悪玉も打ち返していきたいです。その為には泣いたり落ち込んだりしないようにします。
帰宅後、盛大に水を飲み、サンプルでいただいた療法食をモリモリ食べるしーちゃん。良かった。さっそく買いました。
愛しているよ。しーちゃんの命と暮らしの平和の為ならなんでもする。