2024.1.20（土）
この日、本当にひさしぶりにしじみがキッチンにいる私に何か食べると催促しに来ました。私は奇跡ってあるんだな、しじみはきっと快方に向かうと期待しました。
夜はチーが長期出張から帰り家族でソファに集合。これってずっと当たり前だったけど貴重で素敵でものすごく幸せな事だったんだね。
2024.1.21（日）
病院から帰り、ほぼずっと泣き叫んでいましたが夜正気を取り戻し酸素室の設置に向けてリビングを模様替え。
チーが、しじみはいつも我が家の中心だったから中心に置きたいというのでダイニングキッチンをリビングの隅に押し込めました。また、この日の夜から私もしじみと同じ空間で過ごす為にお客様用のマットをリビングに持ち込みました。
どんなに弱ってもちゃんとトイレを使うしじみ。えらいなぁ。
かわいい。
温冷灸
お灸が好きというより、チーの膝が好きなのかな。
いつもの様にチーの顔を覗き込んだり、胸によじ登る力はありませんが幸せそう。
ちゅーるをあげてみました。少し食べてくれたよ
すっかり痩せてしまったけどぷっくりかわいい横顔はそのまま変わらない
2024.1.22（月） AM5時
しじみ、眠れていないね。私も眠れなかったけど少しうとうとする事はできました。このまま目が覚めたく無かったなんて思ってしまう。
でもしじみは生きているし、しじみの為に出来る事もあるよ。このところ、特に嫌がるシリンジ食は止めてペーストをお団子状にしたものを「元気玉」と呼んであげていました。この日準備したペーストご飯は26g。計算値で60kcal弱。
作りすぎだね。こんなに食べられないよね。少し前まで1度に5粒以上を目指していましたが、今はあげてもせいぜい3粒です。
この後水を飲もうとして飲めていないしじみを見て、号泣しながら出勤。電車でも職場についても泣き続けで迷惑にしかならない為、結局職場に1時間もいない内にまた泣きながら帰宅。壊れた蛇口状態でどうにも涙を止められず困っています。（情緒不安定の兆候が顕著になり当面出勤するのが難しい状態になり自宅で仕事させていただいています）しじみは頑張っているのに情けないねぇ。
帰宅後のしじみ。まともに歩けないのに自力でトイレをし食事処も覗きます。休みながら少しづつ歩きます。
そうそう。思わず胸が熱くなる行動を見ました。しじみが歩くルートにラグやマットを敷いているのにわざわざ遠回りして、移動したダイニングテーブルの下を探検しています。
そう、しじみは新しいものや変化が大好き！
なにここー
しーちゃん、アナタ、どれだけ私を魅了すれば気が済むの？好きをどんどん更新させるやん。
仕方ないわ
しじみってとくべつなんだもん。
本当だね。本当に特別だよ。しじみほど素敵なこなんていない。私の特別素敵な女の子は、近くに置いたカリカリを自力で食べて見せてくれました。黒いのは仕事用のパソコンのコードです。しじみが移動する時は持ち上げています
ウエットだって！口にしたのはほんの少しだけど天にも昇る心地。
決して喜ぶわけではない元気玉を食べさせる事に迷いがありましたが、これは間違った選択ではないと自信がつきました。しじみはまだ食べようという気力がある。
元気玉を頑張った後は抱っこで過ごします。スマホもテレビも無し。静かな2人だけの時間。
通りかかったチーに撮ってもらいました
ちなみにしじみは私の膝には長くても20分程度しか居てくれませんが、チーには1時間以上も抱かれています。
夜は仕事を積み残したまま早々に切り上げ、ソファーからひたすらしじみを見ています。凝視すると迷惑だと思うので、テレビを見ているふりをしながら盗み見。泣きすぎて頭がぼんやりしているくらいが今の私は気持ちが楽です。
テキトーにNetflixで再生してみたらものすごくつまんないドラマで全く引き込まれないのも良い。ひたすら無で画面の美男美女を眺めていました。
あ、けれど唯一頭をはっきりさせた出来事も。ひょえー！キッチンの水栓が壊れました！完全なる経年劣化でおそらく部品交換ではどうにもならなそう。
業者の方に見ていただいても水栓の取り替えをおすすめするとのこと。特殊なタイプなので取り寄せが必要で数日キッチンが使えない事になりました。
業者を調べる、連絡する、そのやり取りなどはチーと一緒にですが一瞬まともに戻りました。
話がそれました。
先生から、しじみが水を飲んでいる限りもう捕液はしなくて良いと言われました。
自慢ですが実は私、めちゃくちゃ皮下捕液、上手になったんですよ。途中、ビタミン剤との切り替えも我ながら惚れ惚れするくらいスムーズ。なのに無意味な特技になっちゃった。何年も必要だと思っていたのにな。
リビングに敷いた布団からののこを呼ぶとやってきてくれました。添い寝してくれる様です。ののこのお陰でなんとか正気を保てていると思っています。
明日からこの場所に酸素室を設置します。
布団の中で私が泣いていても我関せずで私が撫でてくれるのをじっと待つののこ
かぁさま何騒いでるのかなー。早く撫でてくれないかなぁー
スマホを置いた瞬間、くっついて来ました
こんなののこを見てまた思い出します。
私が肩の痛みでベッドで眠れなくなりソファーで寝ていた時期、最初しじののは寝室に行かない私に戸惑っていましたが、じきにソファーの両端で私にくっついて眠ってくれる様になりました。どれだけしじののに救われたか知れません。
もう1回ベッドで皆んなで一緒に寝たかったなぁ。休日、皆んなで寝室で過ごし私が起きるよーと声をかけるとそれっ！と一緒に階段を降りた記憶はそう遠くないのに。
お別れなんてしたくないなぁ。まだまだ一緒にいたいよ。
